【追記】インクルーシブ教育とハード面 | 椿先生!!!どうしましょう?

椿先生!!!どうしましょう?

小学校教員。教員志望者減少の危機感を、教育現場でひしひしと感じています。

昨日の記事で、

「学校の先生が、障害のある子どもを公立学校から締めだす気か!けしからん!」

とご立腹したり、

「重度障害のある子は公立に来るなってことね、オヨヨヨ・・・」

と悲しんだりする人がいるかもしれないので追記。

 

インクルーシブ教育の概念はいいと思うよ。

私が言いたいのはハード面の話!!

インクルーシブ理念をかなえるための教室の造りの学校はまだまだ少ないってことが問題なのです。

 

 

あと、昔の話だけど、あえて養護学校に行かず公立学校を選んだ保護者さんと話した時に

そういう考え方もあるんだなと納得した話。

 

「この子は、公立学校へ行っても勉強も分からず皆が何をしているかも分からないと思う。

でも、この子は大きくなってもこの町に住み続ける。

その時に、同級生の子どもたちに、この子の存在を知っていてほしいし、受け入れてほしいから同じ学校を選んだ。」

 

教師目線だと、障害がある子が生きていくための力をつけるには、どの学校でどのような支援がふさわしいか、自立支援目線で考えるけど、

この親御さんは、受け入れてくれる土壌づくりを大事にしたいんだなと思った。

 

奥深いよね。