こんにちは、北カリフォルニアの会議通訳者、EJ Expert代表のブラッドリー純子です。
今月のハイライトはやはりラスベガスへの5泊の出張でした。
もっと早く記事をアップするつもりが、今週前半まではスケジュールが詰まっていて遅くなってしまいました。
今回お仕事をしたのは、アマゾン・ウェブサービスのreInvent 2021という年次カンファレンスです。
クラウドコンピューティングやデータの話がメイン。
こういった大型イベントでは新しいプロダクトやサービスが発表されるのでメディア報道陣も参加します。
今回はハイブリッドということで会場はすべてベネチアンの中に収まっていましたが、
それでもさすがラスベガスのホテル、会場から会場まで行くのに軽く15分はかかる巨大さ。
ラスベガス出張には歩きやすい靴が必須です。
こちらがメインステージのあるKeynote会場。ステージが横に長くかなり広かったです。
メイン会場からあぶれてしまった人は横の会場で床のクッションに座って基調講演を聴くことも可能。
メイン会場を横切り、さらに奥へと進むとステージ裏にブースが7つ配置されています。
スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、中国語、韓国語、そして日本語と並んでいます。
今回は私がチーフ的に日本語部門の人選を決めることになり、一緒に楽しく仕事ができる通訳者に声をかけました。
そのせいもあってか、夜は皆で仲良くレストランや居酒屋に出かけてベガスをエンジョイ。
メイン通りのストリップストリートはすっかりクリスマス気分。
数ヶ月前にAWSのCEOに就任されたアダム・セリプスキー氏の基調講演を通訳しました。
久しぶりの出張でスケジュールも結構きつかったけど、久々のリアルブースはテンションが上がる!
こちらはLeadershipセッションのステージでこの裏にも通訳ブースが7つあります。
私は3名の先輩方と入れ替わりブースに入ったのですが、久しぶりの現場ということもあって皆でちょっとした撮影大会でした。
Executiveセッションの会場。オープンエリアはラウンジでいつでも飲み物やオードブルなどが楽しめます。
セッションが行われるのは右奥の会場。
参加登録してIDバッジを受け取るには、ワクチン接種証明カードを提示しなければなりません。
もちろん会場やホテルなどの建物内はマスク着用。レストランやカフェやラウンジなどではマスク不要でした。
通訳ブースではどの言語の通訳者も皆マスクを取っていました。マスクしながら長時間通訳するのは難しいですからね。
通路には会議やイベントのスケジュールがリアルタイムで掲示されています。
ちょうどオミクロン株がニュースに出てまだ直後だったこともあり、会場も全体的にリラックスした雰囲気でした。
また感染率も上がってきたようでしばらくはリモート生活が続きそうですが、
エネルギーといい、臨場感といい、生身の人間と交流できることといい(笑)
やっぱり通訳という仕事はオンサイトが断然楽しい!
と改めて思う事ができたので、今後が楽しみでしかないです✨
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