こんにちは、会議通訳者、EJ Expert代表のブラッドリー純子です。
昨日の個人キャリアカウンセリングで今後目指すべき通訳の専門分野についてお話させていただきました。
キャリアカウンセリングではCVや実績表のレビューやマーケティング方法など、仕事の途切れない通訳者になるための提案をしています。
2020年は言うまでもなく、通訳業界にとっても大打撃の一年でした。
そんな中、おかげ様でリモートに特化したタイミングが早かったこともあり、規模は小さいながらも売上総利益を過去最高で更新することができました。
もちろん、これはひとえにお得意先企業、講座受講生、通訳者・翻訳者チーム、スタッフの力によるものです
その経験の中から私なりに気づいたことをお伝えし、1人でも多くの通訳者がコロナ期でも活躍できる手助けになればと思っています。
通訳者や通訳志望の方から
「今後通訳者を続けるにあたってどんな専門分野だとニーズが多いですか?」
という質問をよくお受けします。
現場通訳の需要が急減し、リモート通訳が多くなったこともそうですが、
需要のある通訳分野や業界も大きく変化してきています。
通訳需要というのは世界の経済状態や動向をよく反映している と身をもって感じます。
弊社で扱う案件をザっと見渡してみても、コロナ後に受注が減っている業界、増えている業界がわかります。
また、会議やカンファレンスの頻出テーマやトピック、登壇する企業の業界などを見渡してみると傾向が見えてきます。
まずコロナ禍が原因で実際に経営破綻が多い分野、
またコロナがあってもなくても、今後さらに衰退していくとされる業界を見てみることが重要です。
- 飲食業
- ホテルや旅行業
- エアライン
- アパレル業
- イベント業
- コワーキングスペース業
- テーマパークや映画業界などのレジャー産業
- スポーツジム業、など
対面や接触、外出を伴う業種はどうしても難しくなってしまいます。
様々な変異種にもワクチンが効いてコロナが運よく収束したとしても、これらの業界がまた復活するまでには相当の年数がかかると言われています。
さらにコロナに関係なく社会や産業構造の変化によって衰退傾向にある業界です。
例えば
- 銀行業
- 自動車産業
- 出版業
- ブライダル業など
自分の専門分野やメインのクライアントが今後衰退していくリストに入っている業種だったら、見直す必要がありそうです。
通訳者としても先細りしていく可能性が高いからです。
でも大丈夫!
どうやって需要が伸びる分野にシフトしていけばよいか、
具体的な方法について、
今後通訳需要が伸びる業界について
を次回お伝えしますね
【RSI単発講座:残席一名のみ】
リモート通訳特別講座の受講生からぜひRSIプラットフォームに特化した講座を単発でも開講してほしいとリクエストを多くいただきました。
そこでコロナ禍で増えているRSI案件のトピックを教材に用いて同時通訳の演習をしながら需要の高い主要プラットフォームの使い方をマスターする講座を実施します。
詳細は弊社ウェブサイトの通訳セミナー&イベントページからご覧ください。
【オンディマンド聴講講座:申し込み延長受付中!】
好きな正規講座を半年間のあいだ約三分の一の受講料で聴講することができる人気プログラムです。
詳細は弊社ウェブサイトの通訳セミナー&イベントページからご覧ください。
ブラッドリー純子の愛用アイテムご紹介↓