こんにちは、北カリフォルニアの翻訳者・通訳訓練生のJunkoです。
土曜日の今日は娘を日本語の幼稚園に送り届けたあと、隠れ家のカフェに寄って翻訳の仕事を2件片付けました。夏休みなので、ひとり時間はとっても貴重なんです(涙)。
翻訳エージェンシーとの縁(その1)につづくその2。
翻訳エージェンシーのコーディネーター(翻訳の仕事をクライアントから受注して翻訳者に発注する人・プロジェクトマネージャーとも呼ぶ)次第で、仕事のやりやすさは違ってきますよね~。
私個人の意見では、大手よりも中堅か小規模サイズのエージェンシーの方が応対が親切で丁寧なような気がします。
先月はじめて仕事のオファーをいただいた新規のエージェンシーがありました。小規模の翻訳会社で、バジェットが低いクライアントからの案件。請けようかどうか迷ったんですが、プロジェクトマネージャーの対応がすごくいい感じだったので受注。
レートはいつもより低いけど「いかんいかん、大事なのはお金じゃない!」と自分に言い聞かせて頑張りました
すると数日後にまた連絡があって、新しいプロジェクトに参加してくださいとのこと。某米企業の海外拡張プランが12カ国から25カ国になり、その中に日本も入っているそう。場合によっては数年間の大きなプロジェクトになるかも知れないとのこと。今度はレートも期待できそうです
最初に連絡があった時からずっと同じ担当者なんですが、こっちの気持ちを分かってくれるし、何ていうか、気持ちよく仕事ができる相手っているじゃないですか。そんな感じです。
翻訳者の数が少ないからか、ケアが行き届いている感じ
フレンチトースト味のベーグルパンはヒットでした
一方、某大手だとプロジェクトマネージャーがたくさんいるので毎回担当が替わる。グローバルなのはいいんですが、時差によって担当者が違います
朝の担当者からのメールではワード文書で納品と書いてあったので始めてみたら、夕方の担当者からはトラドス(翻訳ソフト)を使えと言ってきたり。
こういった手違いをいちいちメールで説明するのにけっこう時間と手間がかかったりします
会社自体とのおつきあいは長いはずなのに、何だか親しみが持てない感もあります。相手の顔が見えてこないんですよね。
「あの担当者に頼まれたら・・・しょうがない急だけど引き受けるか!」とかっていう気持ちが沸かないし。すごい数の翻訳者を抱えてるだろうからしょうがないけど。
まあ、大手はそれなりの利点もあります。色んな意味で安定してるし、レートも良い、仕事のスケールも大きい、など。
それにしても世界中に星の数ほどある翻訳会社。ずっとお付き合いのある所とはやはり縁があったはず。
時間をかけて自分に合ったエージェンシーを見つけていくことも、ひとつの課題です
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