英語リーディング―読書量 | カリフォルニア 会議通訳・翻訳会社 EJ EXPERT代表のブログ ザ・トランスレーター

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40歳過ぎて専業主婦からプロの同時通訳者と起業家に転身。会議通訳の仕事、翻訳や通訳スキルの習得、通訳翻訳会社の経営、独自のプロ養成コースなど、北カリフォルニアはシリコンバレーを中心に発信しています。

英語リーディングについて

『英語リーディング-好きな分野の本を読む』

の記事で少し触れました。

アメリカでは、「リーディング力が人生の成功につながる」と言われています。

大げさ?いえ、皆さん大真面目です。

幼稚園のときは読み聞かせ最低1日一冊、小学校に入れば月間何十冊とかノルマが着せられます。どこの学校にもリーディングプログラムが存在します。

何をするにしても読解力がないと始まらない、どの科目でも理解するにはまず読めなきゃいけないよ、と言うことなんですね。

そんな風に子供の頃、英語でたくさん本を読んでなかった私たち・・・同じレベルで読めったって、それはあまりにも酷です。


「長年、英語を学習してきたはずなのになかなか読解力がつかない」

なぜでしょう・・・

それは

読書量が足りない!!

からです。

でも結構、英語をたくさん読むようにしているのに・・・

それは、その量が

まだまだ全然足りない!!!!

からです!


自分が経験してみて実感したこと、それは

読解力=読書量

だと言うこと(耳が痛いですねあせる


私も最初はもちろん読めませんでした。しかも高校の英語の成績は良くなかったし、英文読解なんてとんでもない状態でした。

留学したいと思った時にも、まずTOEFLのリーディングを克復するのが大変だったし(泣)。でもTOEFLにはコツみたいなものがあって、それをマスターすれば結構スコアが上がるんです。つまり、それほどリーディング力がなくても大学は入れてくれる。


問題はそれから・・・

アメリカの大学でも読書量はハンパじゃありません。

すごい分厚い本がテキストに使われます。それも1つ講義を取るたびに、教科書2冊とか3冊はあたりまえ。

だからアメリカの大学生は大きなバックパックを背負って歩いています。あんまり重いから、キャリーバックを転がしてる学生もいました。

多分一生分くらいの本を読んだかも・・・と言うのは大げさですが、それでも当時の私のリーディング力は物凄いスピードで向上していたはず。今となっては、あの時がんばっておいて良かったな・・・と思います。


じゃあ、せっかくついた読解力を維持させるにはどうすればいいか。

これも読み続けるしかないんですよね・・・。


リーディング力をつけたい皆さん、とにかく量を意識して読んでください。内容は自分で読みやすければ何でも構いません。

翻訳者の皆さんにとっては、リーディング力を維持させることが、まさに死活問題ですしね。
プロが誤訳叫びなんてできないし(と自戒の意味も込めつつ)。

でも大丈夫、英語で読めば読むだけ、必ず力がついていきます。

また、読解力を養うにはどうすればいいか、具体的な方法をご紹介していきますのでお楽しみに・・・。

皆さん、がんばりましょ~!


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