岡田克也外相は1日の参院外交防衛委員会で、在沖縄米海兵隊のグアム移転に伴って米国がグアムに整備する施設について、再生可能エネルギー技術導入に必要な経費を、在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)から負担することを検討する考えを明らかにした。井上哲士氏(共産)の質問に答えた。

 再生可能エネルギー技術の導入は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関する日米共同声明で「緑の同盟に関する日米協力」として盛り込まれた。

 日本はグアム移転費用102.7億ドルのうち60.9億ドルを負担することになっており、国外の米軍基地に対する新たな負担を思いやり予算で賄うことになる。これに関し、岡田氏は「日本政府も一定の負担を行っており、特段おかしいことではない」と述べた。

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