【R35GT-R】

前期型を購入するに当たっての『10』のチェックポイント!

今日はR35GT-R 前期型を購入するに当たってのチェックポイントをご紹介して行きたいと思います!

R35GT-Rは新車で購入すると成ると通常のグレードでも乗り出し価格1200~1500万位しますよね!

ですが中古車なら状態の良い前期型だと500~600万位から売ってたりします。

ですのでR35GT-R前期を中古で狙ってると言う方も多いのでは無いでしょうか?

ですが特に前期型はチェックポイントも多いので注意!

今回は特に注意すべきと僕が感じる【『10』のチェックポイント】をお伝え致します。

まずはR35GT-Rのおさらいから。

R35は大きく分けて前期・中期・後期と分かれます。

 

【後期型】はMY17(平成28年)からのモデルで現在新車で販売されて居たモデルに当たります。

発売から10年以上が経過しブラッシュアップされた新しいR35GT-Rです。

 

【中期型】はMY11(平成22)からのモデルで見た目は前期に近いデザインですが正能が大幅にアップされ機能面が大幅に改善されて居ます。

R35GT-Rのトラブルを回避するには各所改善された中期型がオススメですが中古相場がまだ高いのがネックです。

 

【前期型】はMY08(平成19年)からのモデルで所謂、初期型と言われるモデルです。

国産スーパーカーとして生まれ変わったGT-R。登場時には世界中の注目と話題を集めました。

その見た目と性能から発売から14年が経過した今でも人気は衰えません。

ですが『前期型』は日産が新たに開発したスーパースポーツと言う事も有ってその性能と引き換えにネックと成る部分も有ったのは事実です。

 

では【R35GT-R前期型を購入するに当たっての『10』のチェックポイント】を見て行きましょう!

【チェックポイント①フロントバンパーのステー】

まずR35GT-Rは元々車高も低いので年式に関わらず多くの中古車がフロントバンパーの下を擦って居ます。

前期型の殆どの車両は一度は擦ってるのは無いでしょうか?

これはGT-Rを中古で購入する以上、多少仕方ない部分なのですが下回りを余り強く打ち付けた車両は避けたいですよね!

そこでチェックするのがフロントバンパーのグリルの隙間から見える👆コチラのステーです。

R35GT-Rのフロントバンパーを強く打ち付けるとこの『フロントバンパーステーが曲がる』

フロントグリルから覗き込んだら見えるので、このステーが曲がって居たらその車両は下回りを強く打ち付けた可能性が有ると判断して下さい。

【チェックポイント②ブレーキ】

R35GT-Rにはbrembo製の高性能ブレーキが前後に装着されて居ます。

GT-Rはその特性上ハードに使用された車輛も多く有ります。

前期型は年数も経過して居ますので必然的のその可能性は高く為ります。

サーキット走行等ハードに使用した場合、『ブレーキローターが歪む』場合が有ります。

そうなるとブレーキの性能が低下し危険ですし音鳴きが激しくなります。

全て純正で交換すると成ると100万オーバーと非常に高価ですし

価格の安いアフターパーツで交換した場合でも数十万コースと為りますので要チェックポイントです。

因みにブレーキの構造上、多少なりとも必ず音鳴きはします。

【チェックポイント③サーキット走行の有無】

R35GT-Rはサーキットで使用された車輛も多いです。

特に前期型はその比率が高いです。

購入時に販売店の方に聞けば解る範囲で回答してくれると思います。

サーキットは日常では有り得ない速度で走行しますしボディへの負担も多いです。

仮に走行距離が少なくとも日常使用での何倍もの負担が車両に掛かってると思って下さい。

『目に見えないダメージが蓄積』されて居るケースも有りますので

特にR35GT-Rを日常使用のみでお考えの方はサーキット走行に使用されて無い車両をオススメ致します。

お店の方に聞く以外にもブレーキの状態やタイヤの状態や飛石の量とかで判断する事が可能です。

但しタイヤやブレーキを売却前に交換して居るパターンも有りますので車両を全体的に見て判断して下さい。

怪しいと思ったら高価な物ですしその車両は止めるのが得策です。

【チェックポイント④飛石のチェック】

R35GT-Rを購入の際は必ず飛石のチェックを行て下さい。

特に『大きな飛石より小さい飛石が多数有る車両は要チェック』です。

これは高年式でも酷い車両は飛石が凄いです。

時に黒いGT-Rには飛石が多い傾向に有る気がします。

色的に目立つんでしょうねw

前期型は全く飛石の無い車両と言うのは無い気がします。

ですがサーキット走行や高速走行を激しく繰り替えした車両は飛石の量がハンパ無いです。

フロントバンパーやボンネットに多く飛石が有る車両はそう言う使い方をされた車輛と判断して下さい。

因みに余り酷いとバンパーやボンネットを販売前に塗り直すケースも有ると思います。

塗り直しがされて居ると解り辛く為りますがヘッドライトやフロンウィンドウまで交換して居るケースは少ないのでヘッドライトやフロンウィンドウの飛石の数も参考にして下さい。

小さな飛石が多数有るGT-Rはそう言った車両の可能性が高いです。

 

続けて内装のチェックポイントを紹介して行きます。

内装は前期型特有のチェックポイントが多いので要チェックです!

【チェックポイント⑤MFD(マルチファンクションディスプレイ)】

GT-Rの特徴でも有るMFDとてもカッコイイですね!

ですが『走行距離に関係無く多くの車両が画面焼けを起こして居ます。』

若しくは全く表示されて居ません。

前期型で一度も交換されて無い車両の多くは画面焼けを起こしている可能性が高いです。

画面焼けや画面が表示され無い場合は販売店に購入時に交換して貰えるのかご確認の上、購入して下さい。

特に多少の画面焼けの場合は中途半端に使える分、現状渡しの可能性も有るので注意が必要です。

【チェックポイント⑥オーディオ】

続いて前期型の代表的な不具合のひとつのオーディオの不良です。

『音が全く出なく成ると共にエアコンも同時に使えなく成る』パターンが多い様です。

原因はエアコンの基盤に有るそうです。

『特にBOSEサウンド装着車は要注意』です。(故障率高し)

音は出るけどCDやDVDが読み込めなく成ってる車両も有ります。

【チェックポイント⑦スピードメーター】

最早、『前期型の持病と言うべきスピードメーターの不良』

今回当社に入庫したこちらの車両も27000K時に一度交換されて居ますし

以前、僕が所有して居たR35GT-Rもメーター交換歴が有りました。

因みにメーター交換の記録が残って居れば『走行不明車』『走行改ざん車』とは成りませんのでご安心下さい。

良く壊れる部分なのでメーターは交換済みの車両の方が安心出来るかと思います。

メーター・MFD(ナビゲーションディスプレイ)・オーディオの3点はメーカー延長保証の対象と成って居ましたので対策済みの車両を購入する事をオススメさせて頂きます。

【チェックポイント⑧ダッシュボード】

続いてはダッシュボードのベタ付きや割れです。

最早、仕方ない部分では有るのですが交換すると成ると非常に高価なパーツです。

前期型の新品ダッシュボードは137,000円(税別)で工賃は別途と為ります。

工賃を含めると30万前後の出費と成ると思いますので出来るだけ状態の良いダッシュボードの車両が良いですね。

酷い車両だと割れて来たりしてるので注意が必要です。

【チェックポイント⑨GR6ミッション(クラッチ)】

そして最大の注意点のミッション!

正確にはミッションというよりクラッチですね。

オイルシール・電磁ソレノイドバルブ・Cリング脱落・フライホイールのガタetc

書き出すとミッション関係の不具合箇所が非常に多い様に感じますが

実は現在では既に対策方法が出てるので安心して下さい!

発売当時は対策方法が解らずミッションの不具合が出るとMT ASSY交換で250万以上!

今はMT ASSYも当時の100万円安で150万円に値下がりしてるそうですが、交換と成るとどの道高価な修理代ですね。

ですが現在は上記の不具合箇所を中期型の対策品に交換+装着する事で改善します。

GT-Rに強い某ショップさんではGT-Rの前期型に上記の不具合が出た際に全部で40万(税別)で対策作業を行ってくれるそうです。

高い修理代では有りますが昔の様に数百万と掛かる訳では無いですし事前に掛かる費用が解って居れば心の準備も出来ますよね(笑)

※尚、フライホイールのガタは5万K~辺りから必ず起こるそうです。

【チェックポイント⑩GR6ミッション(TCM)】※画像はイメージです。

次もミッション関してのチェックポイントなのですがR35GT-R前期型は出始めにミッションが繋がるショックが大きいです。

ですがこれは不具合では有りません。

前期型と中期型のミッションTCM(コンピューター)はちょっとおバカwでクラッチの繋ぎ方が下手なだけです。笑

TCMを後期型(MY17~)から採用されて居る物にアップデートすれば改善されます。

因みに前期型はTCMの書き換えが出来ませんのでまずは書き換え可能なTCMに交換した後、データのアップデートをする必要が有ります。

某ショップさんでは59,000円(税別)でTCMの交換・アップデートをしてくれる見たいです。

これは不具合では無いのでTCMのアップデートがされてたらラッキーですね(*^-^*)

R35GT-Rのエンジン自体は非常に上部に上部に出来て居ますので大きな心配は無いと思います。

オイル管理等をキチンと行っておけば街乗り程度で壊れる事は少ないと思います。

初期型のMY08はVR38DETT(480Ps)と成り年々進化し続けて来たR35GT-Rですが正直、初期型の480Psでも物凄く良く走りますよ~!

因みに僕もR35GT-R 前期型をマイカーとして購入し所有して居ましたのでその良さは十分に分かって居ます。

オススメ出来る車なので是非チェックポイントをおさえて愛車選びをして下さい。

欲しいなぁと思ってる方は是非この国産スーパースポーツを手にして下さい♪

正直、いつ買えなく成るか解りません。

生産終了・価格の高騰等最近は突然来ますからね(;´Д`)

買わずに後悔するのが一番良く無いと思います。

『買っとけば良かった・・・』このワードを何度聞いた事かw

口で言うのは簡単です行動に移して下さいw

 

R35GT-R前期型を狙ってる人は是非この⑩のチェックポイントに注意して良い愛車を見つけて下さいね\(^o^)/

良い車両を見つける!それも中古車選びの醍醐味です(≧▽≦)

【R35GT-R】前期型を購入するに当たっての『10』のチェックポイント!

YouTubeでも10のチェックポイントを解り易く動画で紹介して居ます。

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