【LOW-SPEC】
現在制作中の50プリウスPHVデモカーの足回りを模索中!
今日は現在制作中のプリウスPHVデモカーの足回りを模索中ですのでご紹介したいと思います!
今回はSwift社製のスプリングを使用してベストなセッティングを探って行きたいと思います!
装着する車高調は勿論、当社オリジナル車高調の『LOW-SPEC』な訳ですが
当社の車高調は通常の50プリウスをベースに開発が行われて居ます。
因って50プリウスPHVへの流用装着も可能なのですが、そのまま装着するとリアが下がり過ぎてしまうと言う現象が発生します。
ここ最近、50プリウスPHVのユーザーさんがご購入して頂けるケースも増えて来ましたのでリアの車高が下がり過ぎる(上がり切らない)問題をこの際なので改善出来る方法は無いかと模索して見ました(*^-^*)
因みに今の仕様のままでも『しっかり下がる!』と50プリウスPHVオーナーの方々にも大好評なのですがw
目一杯上げてリアは車検ギリと言う状況を何とかしたいと思って居ます。
まず一流サスペンションメーカーの他社データを参考にさせて頂くと
50プリウスに対して50プリウスPHVのバッテリー増大により重量が増すリア側のバネレートを少し硬くするセッティングにしてるメーカーさんが多い様でした。
確かにフロントは50プリウスの仕様のままで全く問題有りません。
但しリアだけSwift社製のスプリングを装着したのではバランスが悪く成るので前後交換致します。
当社のオリジナル車高調『LOW-SPEC』は前後プリウス専用サイズのスプリングを採用して居ます。
フロント:自由長160mm
Swift社製のスプリングは汎用と為りますので一番近い6インチ(152mm)のスプリングを採用して見る事にしました。
以前、7インチ(178mm)のスプリングを採用した際は車高が若干下がり切らないと言う感じでしたので今回は短くする方向で試して見ます。
スプリングが短く成る事に寄る底着きを懸念してバネレートは標準の6K⇒8Kにアップして見ました。
底着きせず乗り心地も良い様ならこれで決定ですね(*^-^*)
続いてリアに成ります。
有名サスペンションメーカーさんの例に習ってまずバネレートは6K⇒8Kにアップしました。
フロントのバネレートも上げた為、結果的に前後同じバネレートに成ってしまいましたが(笑)
まぁ問題はバネレートでは無く自由長の問題だと考えて居ますので。
現に50プリウスPHVのリアバネレートを当社の50プリウス用と同じ6Kでセッティングして居るメーカーさんも有りましたので下がり過ぎる原因は自由長が原因だと思われます。
リアは約20mm程下がり過ぎてしますので標準の200mmから9インチ(228mm)のスプリングに変更します。
単純に同じバネレートでの全長20mmアップならこれで良い気がしますが・・・
バネレートを2Kアップしての全長28mm延長なので・・・
今度は下がり切らなく成らないか心配です(´-∀-`;)
かと言って8インチ(203mm)のスプリングでバネレートを2K上げただけだと、前と変わらない気がして少々不安ですしねw
まぁ卓上の数値だけでは何とも言えないので実際にやって見ない事には何とも言えません。
これでしっかり希望の位置まで下がってくれればOKです♪
そして組み上がった車高調がコチラ!
LOW-SPEC【Swift仕様】
Swift仕様の『LOW-SPEC』をご希望の方はご希望のバネレートにてご用意可能です。
価格は145000円(税込)と為ります。
但し専用設計では無いのであくまで汎用のSwift社製スプリングを組み合わせると言うだけですけどね(;^ω^)
現在、デモカーベースのプリウスPHVは他の作業を行って居ますので戻って来たら装着して見ようと思います!
希望の『キッチリ下がって・しっかり上げって・乗り心地が良い』車高調に仕上がって居て欲しいですね!
フロントが底着きするとかリアが下がり切らないと言う感じでしたら再度セッティングのやり直しです(´・ω・`)あ~心配だw
完成したデモカーは8月29日に行われる奥伊吹プリウス全国MT2021に乗って行きます!
プリウスオーナーの皆さん!是非会場で会いましょう!
只今、全力で制作中と為りますので宜しくお願い致します(*^-^*)
昨年の奥伊吹プリウス全国MT2020の様子をYouTubeでもご紹介して居ます。
チャンネル登録・高評価もお待ちして居りますので宜しくお願い致します。