【NSXリフレッシュ計画#11】
NA1 NSX TCSキャンセラー装着。
さて今回はNA1 NSXに置いてインチアップすると発生するTCSの誤作動を防ぐ為にTCSキャンセラーを取付たいと思います\(^o^)/
調べて見るとNSXのTCSは非常に複雑な構造と成って居りインチアップでタイヤの外径が変わっただけでも横滑りと検知してTCS(トラクションコントロール)が作動してしまう様ですね。
一般的にはTCSコンピューターをNSX-Rに交換したりCPUハーネスを抜く作業が定番の様ですが・・・
僕の場合、サーキット走行をしたりする訳でも無いので普通にTCSスイッチによるキャンセルで十分な気がします。
エンジン始動後にTCSのボタンを押すだけなので特に大変な作業では無いのですが・・・
結構このTCSスイッチを押し忘れたまま発進しTCSが誤作動を起こしてから
『あっ!ボタン押し忘れた!』
と気づく事が多い訳ですよ(´-∀-`;)
そこでTCSのボタンを押してキャンセルが出来れば良いのですが、なんとNA1 NSXは
『走行中はTCSのキャンセル不可』
そう一度停車しないとTCSキャンセル出来ない訳ですよ(;´Д`)
そう言う時に限って信号に引っ掛からなかったり路肩に停車出来ないパターンが多々w
そこで何かお手軽な方法は無いかと考えて思いついたのがコチラ!
『汎用アイドリングストップキャンセラー』を流用しての『TCSキャンセラー』取付です!
NA1 NSXのTCSスイッチはボタンを押してる時だけ電流が流れるプラスコントロール仕様のスイッチでしたので、このリレーを噛ます事でエンジン始動から約5秒後に自動的に一瞬電流を流してボタンを押した事にします。
エンジン始動は普通にTCS ON/OFF可能なのもポイントです。
取付はとても簡単でステアリングコラム下のカバーをネジ4本緩めて外し
『汎用アイドリングストップキャンセラー』の配線をIGN電源・アース・TCS電源に3本接続するだけです\(^o^)/
IGN電源はキーシリンダーハーネスから取る事が出来ます。
アースは確実なボディーアースで取りました。
TCS電源はTCSスイッチ一番端の赤い配線です。
TCSのボタンを押してる時だけ通電する配線ですのでテスターで確認して下さい。
これでエンジン始動と共に自動的に『TCS OFF』に成る様に成りました\(^o^)/
テスト走行もしましたがちゃんとTCSキャンセルされて居ました!
ランプが光ってるダケじゃ無いですよ!w
因みに本来はアイドリングストップをキャンセルする為のパーツを流用して居ます。
今の所、問題無く作動して居ますがTCSの故障に繋がるかも知れません。
作業をされる方は自己責任にてお願い致します。
今日はNSXのTCSキャンセラーについて紹介させて頂きました(*^-^*)
こちらのNSXをYouTubeでもご紹介して居ます。
チャンネル登録・高評価もお待ちして居りますので宜しくお願い致します。