'24.6/23⑥【観戦記】DDT 浜松大会 ② | ~‡コキュートス‡~

'24.6/23⑥【観戦記】DDT 浜松大会 ②

(−A−)という事で…

6/23(日)に静岡県浜松市のアクトシティ浜松 展示イベントホールで開催されたDDTプロレスリング『What are  you doing 2024 TOUR in  HAMAMATSU』の観戦記を、前回記事からお送りしております。



■DDTプロレスリング浜松大会第3試合は、"スマイルスカッシュ" のHARASHIMA&彰人と "DAMNATION T.A" の佐々木大輔&MJポーが激突したタッグマッチ☆
(−A−)ちょっと説明しますと…

スマイルスカッシュは、かつて存在したユニットでしてたが、HARASHIMA、彰人、ヤス・ウラノ(フリー)の3人でこの度復活…6.5新宿で佐々木大輔&MJポー&KANONのDAMNATION T.Aが保持していたKO-D6人タッグ王座を奪取しました。

しかし、6.16TOKYO FMホール大会のバックステージでDAMNATION T.AがHARASHIMAを襲撃、来たる7.21両国国技館でのリターンマッチが決定…

今回の浜松大会のカードは、そのタイトルマッチ前哨戦でした。


先ずは青コーナー、ヒールユニット "DAMNATION T.A(ダムネーション・ティーエー)" の "カリスマ" 佐々木大輔とその用心棒的存在のMJポーが入場。

続いて赤コーナー、HARASHIMA&彰人が入場。

先にリングインした彰人は、リング中央で胡座を搔き、リングアナにコールされた直後に仰向けに寝転がるといういつものポーズを取りましたが…

その直後に佐々木とポーが奇襲!慌ててHARASHIMAもリングに駆けつけますが、迎撃されてしまい…

そのまま場外乱闘となり、彰人を捕まえた佐々木&ポーが完全にペースを握る展開となりました!

かなりの時間捕まっていた彰人ですが、ポーのボディプレスをかわすと、ポーの巨体を見事にサイドスープレックスで投げ捨て…HARASHIMAにタッチ。

HARASHIMAが猛攻に出ますが、ポーも対抗して佐々木にタッチ。

佐々木vsHARASHIMA、彰人vs佐々木と試合は進み…先ほどのお返しとばかりに攻める彰人ですが、曲者・佐々木もやり返して行き一進一退!

彰人のダブルアーム・スープレックス→HARASHIMAのスワンダイブ式ボディプレスの連係が決まり、HARASHIMAがポーを排除して彰人が佐々木を攻め込みますが…

ここまでの攻防に巻き込まれたレフェリーがダウダウンしている状況を利用した佐々木は、急所打ちからベルトで殴打!

更にポーとの連係から必殺クロスフェイスを決めて締め上げ、彰人からギブアップを奪って勝利!
見事現王者チームの2人から勝利を収めた佐々木とポーは、HARASHIMAと彰人が持参してきたKO-D6人タッグ王座のベルトを持ち…
佐々木は2本のベルトをHARASHIMAに返すように両肩に掛けた直後、急所蹴り!(汗)
悶絶するHARASHIMA&彰人を尻目に、佐々木&ポーはベルトを持って退場してしまいました★

( ̄ー ̄)悪い人たちですね♪(笑)


ここで、前日の6.22大阪で3人目のパートナーは未定ながらもKO-D6人タッグ王座に挑戦表明していた "The 37KAMIINA" の勝俣瞬馬とTo-yがリングに上がります。


マイクを持ったTo-yは、まだダメージで立てずにいるHARASHIMAと彰人に向かって「HARASHIMAさん、彰人さん、改めて、そのベルトに挑戦させて下さい!」と、前日に続き王座挑戦をアピール!


彰人曰く「この状況分かるかなあ(苦笑)」

( ̄ー ̄;)そりゃそーだ。(笑)
このアピールにHARASHIMAは「でもいいよ、その熱い気持ちは買うからさ。でもベルト持ってかれちゃったし…あと、これ6人タッグのベルトだから、あと1人、誰よ?」と、もっともな問いかけをします。
小嶋「決めてきました!いや、決まってました!」

勝俣「言ってやれ、To-y!」

小嶋「いや、勝俣さん(その人に)言ってないんですか?」

勝俣「お前が言うんだろ?」

小嶋「僕、後輩なんで言いづらいし、勝俣さん仲いいじゃないですか」

どうやら、3人目のパートナーとして考えている選手に、2人ともまだ連絡取ってないようです(汗)
勝俣は「今の(やり取り)は一旦忘れてもらって。ただ、ただですよ、絶対みんながびっくりする人連れてくるんで、挑戦だけ認めて下さい!」と、再度チャンピオンチームの2人なお願いします。
根負け?バカ負け?(←おい・笑)したHARASHIMAと彰人も挑戦は認めましたが、彰人は「誰だっていいよ、でもそのクソみたいなチームワーク何とかしてこい!」と、、、(笑)

勝俣は「僕たちいっぱい話し合って、チームワーク良くして、その人連れてくるんで、いいですか!」と念押しし、To-yと2人で決め台詞「熱波wer!」を叫んで退場しました。


(−A−)この流れを受けて…

7.21両国国技館のKO-D6人タッグ選手権は、王者チーム・HARASHIMA&彰人&ヤス・ウラノvs佐々木大輔&MJポー&KANONvs勝俣瞬馬&To-y&Xの3WAYマッチに変更されましたが…

先だっての6.30後楽園で "SCHADENFREUDE International" の高梨将弘&アントーニオ本多&正田壮史も挑戦を表明し、両国大会のタイトルマッチは4WAYに変更!

そして、勝俣&To-yのパートナーは…何と、アジャコングである事が明らかになりました!


( ̄ー ̄)いやはや…

7.21両国大会のKO-D6人タッグ選手権4WAYマッチ、一体どうなってしまうのか…楽しみですね(笑)



■第4試合は、7.21両国国技館を最後に無期限休養に入る髙木三四郎が秋山準&ヨシ・タツとトリオを組み、"BURNING" の飯野雄貴&高鹿佑也に納谷幸男が加わったトリオと激突した6人タッグマッチ☆

先ずは青コーナー、飯野雄貴&納谷幸男&高鹿佑也が入場。

↓'21年4月デビューの26歳、高鹿佑也(コウロク・ユウヤ)は、昨年11.26後楽園で左腕を負傷し欠場を強いられましたが、今年3.17後楽園で復帰…BURNINGの若頭的存在として今後の活躍が期待されてる選手です。
↓201cm、130kgの体躯を誇り、昨年の『D王 GRAND PRIX 2023』に初優勝を果たすなど、近い将来のトップ獲りが期待されている納谷幸男。
↓遠藤哲哉とのコンビでKO-Dタッグ王者に君臨、7.21両国ではプロレスリング・ノアの潮崎豪&小峠篤司の挑戦を受ける "BURNING" の副将格・飯野雄貴。

続いて赤コーナー、先ずは秋山準と髙木三四郎が髙木のテーマ曲『FIRE』で入場。

↓キャリア31年の54歳ながら未だにトップクラスの実力を持つ秋山準。
↓7.21両国国技館を最後に選手としては無期限休養に入り、しばらくはDDTと東京女子プロレスの経営に専念する "大社長" 改め "大副社長"こと髙木三四郎。
無期限休養の理由については、今年1/3に投稿された↓のpostを参照してもらうのが早いですね。
また、その後6/1付けでDDTプロレスリング、東京女子プロレス、プロレスリング・ノアを運営する株式会社Cyber Fightが新体制になりまして…それまで同社の社長だった髙木三四郎は副社長としてDDTと東京女子の経営に専念する事になりました。
ついでに書いとくと、これまでは『高木』表記でしたが、これを機会に本名の『髙木』表記にするとの事です。


(−A−)話を浜松大会に戻しまして…

秋山&髙木の入場後、"ワールドフェイマス"ヨシ・タツが単独で入場。
'02年10月に新日本プロレスでデビューし、WWE→新日本を経て'17年7月から全日本プロレスにレギュラー参戦(※''20年1月から所属)していたヨシ・タツですが、昨年末で全日本を退団し、現在はフリーとしてDDTに参戦しています。


試合はヨシ・タツと納谷の顔合わせでスタート、いきなりのショルダータックル合戦に始まり、ヘビー級同士らしいぶつかり合いを見せます。

納谷からタッチを受けた飯野は強烈なチョップでヨシ・タツを攻め、飯野から代わった高鹿は得意の腕攻めを見せたものの、反撃されて捕まってしまいます(汗)

ヨシ・タツ→髙木→秋山と代わり、厳しい攻めで秋山が高鹿を圧倒しますが…何とか反撃した高鹿は飯野にタッチ。

秋山を攻め込んだ飯野は得意の "BURNINGエルボードロップ(?)" を狙うも、パフォーマンスが長過ぎてかわされてしまい、秋山から髙木へタッチ。

( ̄ー ̄)BURNINGエルボードロップとは…

まあ、正式名称ではなく、私が勝手に呼んでるだけなんですけど…ちょっと説明しますね。

相手を大の字にさせた後、飯野から見て左右の客席を「アイアム!バーニング!」と交互に指差し、「イヤァ!」の掛け声の後ロープに走り、相手の上を飛び越えつつ往復し、相手の傍らで立ち止まって再度同じように「アイアム!バーニング!イヤァ!」と左右を指差して叫んでからエルボードロップを投下するという…無駄が多い技です(爆)


髙木はコーナー最上段からリングインする "ドラゴンリングイン"、これを迎撃した飯野はボディスラムでダウンさせると "BURNINGエルボードロップ" を狙うも、パフォーマンスが長過ぎてかわされ…

髙木は別コーナーからドラゴンリングイン→迎撃した飯野はボディスラムからBURNINGエルボードロップ→かわされる→

髙木、また別コーナーからドラゴンリングイン→迎撃した飯野がボディスラムからBURNINGエルボードロップ→かわされる…が、今度はすぐさま続けてエルボードロップを投下し、やっと成功!(爆)


( ̄ー ̄)↑の攻防繰り返してる時…

かく言う私、メッチャ爆笑してました(笑)

(≧▽≦)ひぃ〜、腹痛えええ♪(爆)


そんな髙木と飯野からヨシ・タツと納谷に交代すると、つい先ほどの笑いが吹き飛ぶような両者譲らぬ肉弾戦を展開!

優勢となった納谷からタッチを受けた高鹿が躍動!飯野と連係を披露し、ブレーンバスターを決めた後、得意のアームロックを狙いましたが…

これを回避されると、ヨシ・タツ→秋山→髙木の連続攻撃を受けて追い込まれ…

ヨシ・タツのブレーンバスターはカウント2で返した高鹿でしたが、コーナー最上段からのダイビングニールキックを喰らって万事休す!(汗)

ヨシ・タツが高鹿をフォールし、秋山準&髙木三四郎&ヨシ・タツが勝利を飾りました◎
↓ちょっとブレてますが、いい感じに撮れてたヨシ・タツさんがこちら♪


(−A−)という事で…今回はここまで!

次回記事で残りのセミファイナルとメインイベントを紹介して、6.23DDT浜松大会の観戦記を終わりたいと思いますので、更新されたらまたお付き合いしてくれたら幸いです。

(−A−)y~ムフフ










3人1チームで保持するタイトルを『6人タッグ王座』と呼んでいる場合、今では当たり前に行われる3WAYや4WAYになった時に「6人どころか9人(12人)いるじゃん(汗)」という数字の矛盾が出てくるんですね。これは6人タッグ王座と同じ意味を持つ『トリオ王座』なら何の矛盾も無いんですけど、頑なに『6人タッグ王座』の呼称を変えずに運営してる団体・タイトルは少なくないですね。何も考えてないんですかね。何も考えてないんでしょうね(爆)