'24.3/24【観戦記】仙女 刈谷大会 ③ | ~‡コキュートス‡~

'24.3/24【観戦記】仙女 刈谷大会 ③

(−A−)という事で…

"仙女" 初観戦となった『センダイガールズプロレスリング』3.24愛知・刈谷市産業振興センター あいおいホール大会『〜あの日を忘れない〜』の観戦記、今回で終了しますので、奇特な方はもう少しお付き合い下さいませ。




■センダイガールズプロレスリング刈谷大会のメインイベントは、センダイガールズワールド王者・岩田美香と元王者の橋本千紘が組んだ仙女最強コンビと、フリーのベテラン高橋奈七永が仙女のホープ岡優里佳を従えた異色コンビが激突したタッグマッチ☆


先ずは青コーナー側花道から、"なにわド根性" の異名を持つ岡優里佳が入場。
岡は'19年9月に15歳でデビュー、キャリア4年半の20歳の選手で、「キャリア3年未満の選手及びキャリア3年以上なら体重55kg以下」というセンダイガールズワールドジュニア王座を戴冠した他、'21年11月〜'22年1月に掛けて開催された『じゃじゃ馬トーナメント』(※キャリア3年未満の選手を対象とした仙女主催、他団体の選手も出場するトーナメント。断続的ながら現在まで5度開催されている)で準優勝しています◎
今回、仙女を初観戦する事をXの仙女を推してる某フォロワーさんに言ったところ、「岡ちゃんのドロップキック見て!」と返信が来たのもあって、注目してた選手の1人です。

続いて同じく青コーナー、"女子プロレス界の人間国宝" という凄いニックネームが付いてる高橋奈七永が、キャッチフレーズの『パッション!』と書かれた応援タオルを掲げながら入場。
高橋奈七永は『全日本女子プロレス』(通称・全女)で'96年7月にデビューしたキャリア27年8ヶ月の大ベテランで、かつて「赤いベルト」と呼ばれた全女のWWWA世界シングル王座の最後の王者にして、現在『スターダム』で「赤いベルト」と呼ばれているワールド・オブ・スターダム王座の初代王者でもあります◎

紆余曲折を経て現在はフリーとして様々な団体に参戦していますが、45歳にして未だ血気盛ん…やかましいぐらいに「パッション!パッション!」と叫びつつ、活躍している選手ですね。

そんな奈七永さん、若い選手なんかには「パッション、パッションうるせー」みたいに思われて疎まれるイメージがあるんですけど(失敬)、今回組んだ岡優里佳は何か共鳴するものがあったのか…試合前からリング上で奈七永と共に「パッション!パッション!」と連呼してます!(笑)

 ( ̄ー ̄)岡ちゃん、元気でいいね♪


お次は赤コーナー、先ずは元センダイガールズワールド王者で「今、女子プロレスラーで一番強いのは誰か?」といった話題になれば真っ先に名前が挙がるだろう "怪物" 橋本千紘が入場。
橋本千紘は、初の日大レスリング部出身女子プロレスラーで…同階級に2016年のリオデジャネイロ・オリンピックで金メダルに輝いた土性沙羅がいた事もあって、オリンピックや世界選手権には出場出来なかったものの、世界大学選手権(2015年)67kg級で銅メダルを獲得するなど活躍。

'15年6月に仙女に入門、同年10月にプロデビューすると、翌'16年10月にはキャリア1年にしてプロレスにおける師匠であり "女子プロレス界の横綱" と言われる里村明衣子を破って第2代センダイガールズワールド王者となり、その後も第4代・第6代・第8代・第10代と計5度に渡って同王座を戴冠し、常に女子プロレスのトップの一角に君臨し続けていると言っていい選手です◎
一言で言うなら、まさしく "女子プロレスの強さの象徴" みたいな凄い選手ですね。

そして、その橋本千紘より3ヶ月早い'15年7月にデビューした "同期" が、最後に入場してきた現在のセンダイガールズワールド王者・岩田美香。
デビュー前には師匠・里村明衣子が「仙女初の美女レスラー」と発言(←おいw)し、デビュー当初のニックネームは "美仙女"、'16年10月には『白姫美叶(シラヒメ・ミカ)』というリングネームに変更したりしましたが…'18年2月に本名の岩田美香に名前を戻し、現在は "蹴撃の美戦士" というニックネームになってます◎

その後、首の負傷で1年半近い長期欠場を強いられた事もありましたが、見事復活を果たし…昨年9.18後楽園ホールで当時の王者ミリー・マッケンジーを倒し、仙女の頂点の証であるセンダイガールズワールド王座を初戴冠しました。
(−A−)実は私…

岩田美香はデビュー当時から気になってた選手なので、今回の仙女初観戦にあたっての最大のモチベーションが「遂に岩田美香を生で見れるぞ♪」でした。


試合の方は、奈七永&岡がゴング前に奇襲攻撃を掛けてスタート!

 

このメンバーに入ると格落ちの感は否めない岡ですが、内容的にはトップ3人に見劣りしない闘いを展開…↓のティヘラからのドロップキックや、どのタイミングだったか失念しましたがドロップキックを10連発?ぐらいしてケロッとしてるなど、思ってた以上に良い選手でした◎

 

年齢もキャリアもこの中では1人突出した大ベテランの奈七永も、動きの良さも気合いの入り方も全く若い選手たちに負けておらず、さすが「女子プロレス界の人間国宝」!いや、人間国宝って普通もうちょっと枯れてる人じゃないの?みたいな(笑)


↓岩田と橋本を2人まとめてドラゴンスクリュー!

 

1週間前の3.17新木場でタッグ対決したばかりというのもあってか、奈七永の意識は橋本千紘に向いてる感じでしたが…そんな奈七永に「今の仙女のチャンピオンは私だ!」とばかりに岩田が変型のレッグラリアット!

 

岩田と橋本が見事な連続攻撃を見せれば…

 

奈七永の雪崩式ブレーンバスターから岡が旋回式ボディプレスを決めるなど、こちらのパッションチーム(?)も負けてません!

 

終盤には熾烈な混戦模様も見られましたが…

 

最後は、岡を捕らえた岩田が必殺技・雷音(ライオン:リストクラッチ式の変型パイルドライバー)を決めてフォール!

センダイガールズワールド王者の岩田美香がきっちりと勝利を挙げてみせました◎ 


場外戦をしていた奈七永と橋本は、試合が決着しても収まらずに至近距離で睨み合います!(汗)

↓場外で睨み合う奈七永と橋本、それをリング上から見つめる岩田。


その後、奈七永は響くものがあったのか、敗れた岡に「パッションだよ!パッションあんな、お前!負けてもこれからだよ!」と称え…

岡を支え、励ましながら退場して行きました♪


リング上では岩田がマイクを握ります。
来てくれた観客に感謝した後、退場していく高橋奈七永に向かって「橋本千紘しか見てなかったみたいですけど、今仙女のチャンピオンはこの岩田美香です」と不敵にアピール!

そして、5月にはまた刈谷大会がある事、その前の4.14後楽園でVENYを相手に王座初防衛戦がある事、そこで防衛してまた刈谷にチャンピオンとして帰って来る事をアピールし「本日はありがとうございました!」と大会を締めた…


…つもりだった岩田さんですが、リングを降りようとすると、パンチ田原リングアナに何か言われて、再びマイクを持ちます。
( ̄ー ̄)実はですね…

2日前の3.22宮城野区文化センター大会でメインに勝利した岩田が「1、10、100、仙女!」という何とも微妙な締めをやっちゃいましてね。本人も「もうやらないです」みたいな事を言ってたんですが、選手や関係者、その事を知ってるファンからは「え?やってよ」みたいな、変な期待があったんですね(笑)

なので、無難に締めて帰ろうとした岩田さんをパンチ田原さんが引き留め、開き直った(?)岩田さんが再びマイクを取ったと、こういうわけです。

「皆さん、酷くないですか?やらないって言いましたよね?」とか言いつつも、ファンの歓声に押されて「仙女のチャンピオンとして、皆さんが見たいもの、やらないチャンピオンはいないですよね」とスイッチを入れると、観客に説明してから起立を促し…

「いち、じゅう、ひゃく、仙女ぉ!」

(゚∀゚)↑の動画、絶対観て!


多分みんな岩田さんの事、好きになるから!(笑) 

( ̄ー ̄)いやはや…

岩田美香、いいなあ♪


(−A−)そんなこんなで…

15:20頃だったかな?大会は終了しまして…とりあえずトイレに行ってから再入場し、大会後のサイン会に参加しました。


仙女所属選手のポートレートはグッズ売店で購入後に当該選手のところに並ぶシステムで、非常に分かりやすい感じがありました。


ちなみに他団体やフリーの参戦選手は、各選手の列に並んで順番来たところでポートレートを直接購入する形です。



(−A−)先ずは…


今大会最大のお目当てでもあったセンダイガールズワールド王者・岩田美香選手の列に並びまして、しばし待って順番来ました。


私「こんにちは」


岩田さん「お名前は(何て書きます)?」


私「片仮名でルシファーです」


岩田さん「ルシファーさん」


私「初めて仙女さん来ました」


岩田さん「刈谷の方ですか?」


私「静岡から来ました」


岩田さん「静岡って琵琶湖あるとこですか?」


私「いや…無いですね(汗)。琵琶湖は滋賀県ですかね(笑)」


岩田さん「あれ?(苦笑)」


私「(方向)反対ですね(笑)」

私「(仙女)面白かったです♪」


岩田さん「ありがとうございます!」


私「写真いいですか?」


岩田さん「はい、どうぞ♪」

私「ベルト、守って下さいね」


岩田さん「守ります!」



( ̄ー ̄)いやあ…岩田さん、いいわ♪(笑)



(−A−)さて…

そんなに何選手も行くつもりは無かったので、あとはWAVEの炎華選手のとこだけ行って帰るか。と思ってたんですが…

同じくWAVEから参戦していた炎華選手と田中きずな選手は、2人でいっしょに売店やってる形らしく、お客さんの列も1列に並んでまして。


どっちかだけ買うのもあれだし…また、田中きずな選手も「そのうちご挨拶したいよね」と思ってた選手なので、これも良い機会。


順番が来て、両選手のポートレートを1枚ずつ購入しました。


ちなみに炎華選手はWAVEの2.4後楽園以来2回目、田中きずな選手はお初です。


炎華さん「お名前は?」


私「ルシファーです」


きずなさん「ルシファーさん?」


炎華さん「ルシファーさん?…ルシファーさん!ウルトラマン何でしたっけ?ウルトラマンの悪いやつ?えーと…」


私「ウルトラマンベリアルです」


炎華さん「ウルトラマンベリアル!いつもコメントありがとうございます!」


( ̄ー ̄)炎華さん…


Xでウルトラマンベリアルのアイコンのルシファーという奴がリプしてるのを、認識してくれてたみたいで…嬉しいですねえ♪


私「写真、いっしょでいいですか?」


きずな&炎華「はい♪」

私「今日もいい試合でした♪」


炎華&きずな「ありがとうございます♪」


私「じゃあ…頑張って♪」



( ̄ー ̄)この2人の癒やしオーラ、ヤバいな♪(笑)



あいおいホールを退出しまして、刈谷市産業振興センターの2階に上がり、連絡通路から相生駐車場へ。


タブレットのナビを設定したら、来た時とは違うルートしか出なかったんですが、とりあえず出発…


走ってる途中で画面に同時間で料金安いルートも表示されたので、そちらへルートを変更したら、結果的に来た時のルートでした。何なんだ(笑)


しばし一般道を走って、音羽蒲郡ICから東名に乗り…浜名湖SAまで走って休憩。


(↓雨模様で曇った浜名湖)

喫煙所で煙草を吸った後、時間的にはちょっと早かったんですが、夕飯を食ってく事にしまして…『餃子・ラーメン館』で餃子とチャーハンのセットを食いました♪


その後、浜名湖SAを出発し…


最寄りの某ICを降りて、しばらく走り…静岡県某所に到着したのは19:15頃でした。



(−A−)という事で…


私としては初観戦の団体だった仙女ことセンダイガールズプロレスリングの刈谷大会、結論としては…メッチャ面白かったし、行って良かったです♪


次回の仙女刈谷大会、場所も同じあいおいホールで5/19(日)にあるんですが、その前日に "東" に行く予定があるので連チャンはキツいかなあ…


…と思いつつも、何だかんだでまた行っちゃう気がしないでもない。と思うほど、良い大会でした◎


(−A−)y~ムフフ











岩田さんのポートレートの写真、もう1度よく見て欲しい。「もうやらないですよ」とか言って「しょうがないなあ(苦笑)」みたいな感じだったくせに、しっかり「1、10、100、センジョ!!」て書いてあります。ノリノリじゃんか!(爆)