'23.12/6【観戦記】東京女子 坂崎ユカ卒業スペシャル ② | ~‡コキュートス‡~

'23.12/6【観戦記】東京女子 坂崎ユカ卒業スペシャル ②

(−A−)という事で…

12月も終わろうかというこの時期になって、
12/6(水)に東京・北沢タウンホールで開催された『東京女子プロレス誕生10周年記念興行 〜坂崎ユカ卒業スペシャル〜』の観戦記(&私の行動録)に、やっと取り掛かったところでございます(汗)

前回記事では、下北沢に辿り着き、大会開始前に難波さんが春日部大会のカード抽選のためにリングに上がったとこまで書きましたので、今回はその続きになります。




(−A−)18:10頃…


難波さんと練習生2人がリングに上がり、全カードが抽選で決まる興行となる12.17春日部ふれあいキューブ大会のカード抽選会を行いました。


同大会は、シングルマッチ9試合と3WAYマッチ1試合の全10試合(※全て7分1本勝負)が予定されており、全21選手が出場…つまり対戦カードの選手の枠も21枠あります。


難波さん曰く「今日は絶対に時間を押せないため」選手の名前が書かれた紙を入れた封筒を先ず難波さんが1番から10番まで引き、残りをランダムに席番号で選ばれたお客さんが引いてカードを決定するという流れで行うと説明がありました。

先に11番から19番(※20番、21番は3WAYの枠に入る最後の2人となるため)を引くお客さんを決めるため、入場時にもぎったチケットの半券を難波さん、練習生が引いていきまして…

「○側△列□番」と呼ばれたお客さんが9人、リングサイドに並びました。

そして、難波さんが封筒を次々と引いていき、1番から10番の枠に入る選手が決まっていきます。
次に南側エプロンに残りの封筒が置かれ、先ほど席番で選ばれたお客さんが順番に封筒を引き、難波さんに渡して行きます。
( ̄ー ̄)うわあ…

これ、やりたかったなあ。(笑)

こうして次々とカードが決まって行ったわけですが…見てるだけなんだけど、何か楽しいぞ?(笑)

お客さん9人が封筒を引き終わり、残った2つの封筒の中の選手名を難波さんが読み上げ…全カードの枠が埋まりました◎
ロープで隠れちゃったカードもありますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓。

 

練習生2人がリングを降り、難波さんは残ってそのまま前説を開始。

怪我で欠場中の高山善廣、大谷晋二郎への募金のお願いや観戦時の注意事項等々、いつも通りのアナウンスをしていったわけですが…スマホをマナーモードにするのを忘れてたので、助かりました(汗)


そして『ねくじぇねトーナメント '23』優勝者の上原わかなを呼び込むと、「(優勝)メダル以外のご褒美」として…難波さんの口から、1.4後楽園でのアジャコング戦が発表されました!(驚)
驚く上原でしたが、1.4後楽園はデビュー1周年を迎える日でもあり…「1年間やってきた全てをアジャさんにぶつけたい」と決意を表明しました◎

(−A−)更に、上原が退場した後…

難波さんより、未定だった1.4後楽園でマックス・ジ・インペイラーのインターナショナル・プリンセス王座への挑戦者が荒井優希に決定したと発表されました!(驚)

春日部大会のカード抽選会に加えて、アジャvs上原、マックスvs荒井が発表されて、早くも盛り上がる北沢タウンホール!

お次は、アップアップガールズ(プロレス)の歌のコーナーでまたまた盛り上がります♪

(↑左から鈴木志乃、渡辺未詩、らく、乃蒼ヒカリ)

それぞれ自己紹介をし、観客の声出しの確認をした後…披露したこの日の曲は『アッパーキック』♪
↓「元気120%、ムキムキピンクのアイドル大好き」渡辺未詩さん♪
↓「デスマッチ大好き」乃蒼ヒカリさん♪
歌が終わり、観客と共に「東京女子プロレス、スタートぉ!」♪

再び難波さんがリングへ上がり、この日の全対戦カードをアナウンス。

今大会は全5試合がラインナップされてますが、"主役" の坂崎ユカは第1試合とメインイベントに出場するダブルヘッダーです◎



■『坂崎ユカ卒業スペシャル』と銘打たれた北沢タウンホール大会、その第1試合は坂崎ユカ&辰巳リカがアントーニオ本多&トランザム★ヒロシと対戦するタッグマッチ。
坂崎曰く「卒業ロードのどこかでやりたかった試合」というこの一戦、坂崎と辰巳にとってはアントーニオ本多とトランザム★ヒロシの2人はプロレスを始めるに至る "始まり" なんだそうです。

お笑い芸人を志していた当時の坂崎ユカがエンターテイメント・ユニット『夏の魔物』の前身である『DPG』のメンバーとなった時、共にオーディションを受けたのが当時の辰巳リカで、そのユニットにいたのがアントーニオ本多とトランザム★ヒロシ(※福田洋)でした。

で、アントンと福田の試合を観た事がきっかけで坂崎と辰巳は「私たちもプロレスをやりたい」とプロレスラーになる事を決意し、旗揚げ準備中だった東京女子プロレスの練習生になったんですね。

その辺の話に興味ある方は、2019年10月の坂崎ユカ インタビュー、2021年1月の辰巳リカ インタビューを読んでみて下さい。



先ずは対戦相手チーム、アントーニオ本多&トランザム★ヒロシが入場。

↓東京女子では基本的に公式ニックネームもコールされるため、難波リングアナに「はちみつ大好き!アントーニオ本多!」と力強くコールされるアントンさん(笑)
↓左が "講道館柔道3段" トランザム★ヒロシ(プロレスリングBASARA)。

続いて、本日の主役・坂崎ユカと辰巳リカが入場。

↓入場ステージでポーズを取るユカッチ様♪
↓怪我もあって旗揚げ戦デビューは成らなかったものの、坂崎といっしょに東京女子に入門し、初期メンバーとして共に団体を引っ張ってきた "This is ホワイトドラゴン" 辰巳リカ。
↓ダブルヘッダーとなる卒業興行、最初のコールを受ける "エンジョイガール" 坂崎ユカ。
(゚∀゚)お。いい角度で良き表情撮れた♪

マイクを取ったアントンは「普通にやると思ってんのかお前?やらねえよ!今日は最終決着戦として、相応しいルールを持ってきたから、そのルールについて今から説明いたします」と宣言。

何故か途中から丁寧な言葉になって、自然と観客から笑いが起こる辺りから、アントン・ワールドが始まってる…のか?(笑)
「和製アイ・クイット・マッチ…I quit、私は諦める。と日本語で申告した人の負けになる、3カウント、ギブアップ無し、諦めるオンリー、Yes、諦めるマッチだ!」

(−A−)つまり…

アメリカ『WWE』等でたまに行われる「I quit(私は諦める)」と宣言したら負けとなる『アイ・クイット・マッチ』(※通常ルールならタップするかレフェリーの問い掛けに頷けばギブアップとなるため、口で言わない場合がほとんどですが、アイ・クイット・マッチでは『自分の口で負けを認めなきゃならない』のです。汗)の日本語バージョンでの試合を要求しました!
アントンさん「難波ちゃん、さっき渡したルールを、ちゃんとあれして下さい」

難波さん「通常のプロレスルールでの決着は認められず日本語で諦めると発声した選手の負けとなります」

この流れを受け入れた坂崎&辰巳が奇襲し、試合はスタート!
坂崎と辰巳にダブルで股裂きを決められたアントンですが「俺は絶対に諦め…メロンソーダ飲みたい」と駄洒落を言って、諦める事は拒否(笑)

スタンドに移ると、アントンが辰巳、坂崎がアントン、ヒロシが坂崎、辰巳がヒロシの腕を取って全員がリストロックを掛け合う形になり、4者4様に「諦めない!」と叫びますが…やがて「諦めなーい、諦めなーい、あーきーらーめーなーい♪」と合唱に変化(笑)

辰巳からタッチを受けた坂崎が躍動してヒロシを攻め、坂崎と辰巳はそれぞれコーナー最上段に登りましたが…ヒロシが突如『贈る言葉』を歌い出し、ペースを狂わせます(笑)

流れが来たかと思いきや、タッチを受けたアントンがロープに引っ掛かって転倒!

( ̄ー ̄)さあ、『ごんぎつね』の時間です♪

今回はダスティン・ホフマンの『卒業』をネタにした創作昔話『ごんぎつね』!

動画撮ったんですけどね、そのまま貼付すると容量的にオーバーしちゃうみたいなんで、Xに投稿した私のPostを貼っときますので、リンク先観て下さい。

これ観て笑わない人はどうかしてます。てか、動画内で爆笑してるのは多分私です(笑)

 

ごんぎつねからナックル連打、からのバイオニックエルボーはお互いかわし合う両チームでしが、最終的にアントン&ヒロシのエルボーがヒット!

しかし、コーナー2段目からのアントンのフィストドロップは自爆に終わり…坂崎とアントンがパンチを打ち合います!

坂崎がティータイムでアントンをぶん投げ、トップロープから魔法少女スプラッシュを投下!

そして、変型の裏足4の字のような足関節を決めると、辰巳もヒロシに足4の字固めを決めてフォロー。
アントンが叫びます…

「俺は諦めない!お前ら、諦めるなよ!どこに行っても、何をしてても、諦めるなよ!」

このアントンからの坂崎たちへのエールであろう叫びに、観客は大拍手♪

(T_T)…私、ウルウルきました(涙)
そして…「諦めるギブソン…諦める」とアントンが告げ、決着!

技を解いた坂崎の目も潤んでいます…。

退場していくアントンとヒロシに、深々と座礼する坂崎と辰巳。。。
そして、2人でハグし、その手を繋いで勝ち名乗りを受けました◎

(−A−)個人的な話をしますと…

私が初めて東京女子プロレスの大会をABEMAの生中継で観たのが、2021.1/4の後楽園ホール大会でして、そのメインイベントが当時の王者・坂崎ユカに辰巳リカが挑戦したプリンセス・オブ・プリンセス選手権だったんですね。(※辰巳が勝利して同王座初戴冠)

その試合を観て「坂崎ユカって子、凄いな」と思った事が、私が東京女子にハマッていくきっかけになったので…"推し" とまで言うようになったのは坂崎ユカなんだけど、そのきっかけとなった試合が辰巳リカ戦という事で、この2人の組み合わせには思い入れがあるんですよね。

勿論、私の想いとは関係無く(笑)、2人の関係性からこの日組まれた試合ではあるんですが、個人的にもこの日にこの2人が試合で並ぶ姿を見れて、感無量でした◎
(゚∀゚)ユカッチ様、やっぱりいいなあ♪

↓4人揃ってのバックステージ、アントンさんのコメントがとても良いので、観てみて♪

 

(゚∀゚)プーローレースー!


(−A−)という事で(笑)…今回はここまで。


次回記事では第2試合からセミファイナルまでの3試合について紹介する予定ですので、更新されたらまたよろしくお願いします。


(−A−)y~ムフフ











坂崎さんの感謝や思い入れから実現した第1試合でしたけど、私個人的にもアントンさん大好きなので、何か得した気分でした♪(笑)