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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


先日。

有料老人ホームの紹介会社の
営業担当の方と会食する機会がありました。


4月の介護保険制度改正により
特別養護老人ホームの入居者が
要介護3以上の方に絞られましたが、


よそうどおり有料老人ホームへの
入居希望者が増えてきたとのことです。


ところが、有料老人ホームも
現在は数も多くなり、


タイプや価格帯も多様になったとはいえ、


やはり特養に入居を検討している希望者にとって
有料老人ホームは敷居が高いようです。


その担当者のよると
特にネックとなるのが価格面。


低価格帯の有料老人ホームの
多くなったとはいえ、


費用はそこそこかかってしまう。


特養でも費用的にはある程度
かかってしまうのですが、


どうしても有料ホームのほうが
費用がかかるイメージが強いようです。


その担当者いわく、


今なら、また供給と需要のバランスがとれているが
そのうち間違いなく需要に供給が間に合わなくなる
そんな時代が必ずやってくるとのこと

だから、


「本当は余力のあるうちに
入居できるところに入居してしまう」ほうが
後々助かる方法だとか・・・・・


私などは、実家の両親もまだ
軽く物忘れをする程度で
まだ、大丈夫だと思っていたのですが、


担当者いわく、


「認知症が発症したり、病気に罹患すると
入居したくても対応できるところが
ぐっと狭まってきて、価格も高くなってしまう。


また、そうなるとなかなか本人が
施設などに行きたがらない」といったことが起きて
かなり労力がかかってしまうそうです。


そうなってしまうと、自分たちも
施設を探すのが非常に大変で
結局、希望の施設に入れず諦めるか


背に腹は変えられないと
費用面でも負担の多い施設に入るといって
ケースが大分増えてきたようです。


そんな話をきくと私も安心していられないと
内心ではおもってはみたものの

当と両親からしてみたら、


わざわざ元気なうちに施設に入らなくても

といったところでしょう。


転ばぬ先の杖も使いどころかと感じた出来事でした。


そういえば、


確かに元気な高齢者の方が
進んで入居したいと思えるような
施設やサービスってほとんどありませんよね。


そして、その点である程度期待していた
サービス付き高齢者住宅通称「サ付き」も


現状は有料老人ホーム化しているような
状況となっているところが多くなり、


結局介護が必要な人への受け皿となっているようです。


アクティブな高齢者を顧客として取り込むためには
現在から将来にわたる高齢者のライフプランを
一度練り直してからサービスを考えていく必要があるのでは?


そんなことを考えさせられたひと時でした。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。


本日は、これにて。




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こんにちは、
まなぶっちです。


前回、介護ロボットについて取り上げました。


介護分野へのロボット参入は
今後も活発になると思っています。


ただ、前回も取り上げたように
費用がかさむためまだ簡単に手が出せる
段階とはいえないの状況です。


前回紹介したように、
私は特に介助者側として
動作を補助するロボットを
より安価で使えるようになってほしいと
願っています。

このブログの読者で
開発に携わる関係の方がおられましたら
この点、よろしくお願い致します。


期待しています。


とは言っても。なかなか直ぐには対応は難しい。


しかし、現実として介護職の不足は
今後より深刻な問題となっていくはずで
すこしでも、介護の仕事を軽減することは
事業者側の重点課題であることは変わりありません。


そこで、介護ロボットのもうひとつの流れ
いわゆる、「話し相手」としてロボットを利用する
という方法を取り上げてみたいと思います。


「話し相手」という点では以前ブログでも取り上げた
富士ソフト「PALRO(パルロ)」というロボットを
紹介したかと思います。

私は実際「PALRO(パルロ

)」を導入している
クライアントもいるため
実際の現場で使われているところを
見たことがありますが、

これが意外と面白いと感じています。


私がみたのは、認知症の方と
このパルロとのやり取りだったのですが、


会話を投げかけて、


それに応えるという単純なやり取りでも

答えが色々とあり、


的外れな回答をロボットがすることがあります。


この的外れ感か笑いをうみ、
とてもいい雰囲気をかもし出していました。


逆に人が相手だと、認知症の方との会話で
同じ話を何度の聴かされると
嫌気が出でしまうこともあると思います。


ところが、ロボットだと飽きずにずっと
相手をしてくれる。


それだけでも、現場では大助かりで、
実際に職員の負担の軽減に役立っているとのことでした。


このような、会話補助のロボットは
パルロだけではなく、色々なものが
開発されています。


そして、何よりのメリットは
動作補助型とロボットに比べ
費用が安いというところ。


用途は当然異なりますが、
会話のサポートだけでも
介護職の負担軽減という点で
会話ロボットも意外と役立つものだと
感じています。


介護職の負担軽減のためにも
今後導入を検討してみてはいかかでしょうか?


あと、私も前回のブログの後
少し調べてみたところ
ロボットの導入に前向きな自治体も結構あり、
補助金を出してくれるところもあるようです。


検討する際には、補助金の適用を受けられるか
など問い合わせてみることをオススメします。



今回も、最後までお読み頂き有難うございました。


本日はこれにて。


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こんにちは、
まなぶっちです。


前回、介護ビジネスを成長の柱と位置づけて
4年で10倍の増員計画を立てた
企業戦略を取り上げました。


こう言った動きをみてみると
介護を取り巻く環境は大きな転換期に差し掛かっている。


そんな気がします。


しかし、そういった企業などの思惑をよそに
介護の現場では人不足が深刻化しているのも事実。

この矛盾をどうやって埋めていくのか
大きな課題と言えますね。


そのなかで、

先ごろ厚生労働省も「雇用管理改善計画」の改正案を
発表し、介護職の定着を全産業の平均並みにする
目標を定めるなど対応の動きを見せています。


介護職の離職率は16.6%で、全産業平均の15.6%を
上回っていることから、厚労省や雇用安定センターなどの
行政機関は今年から2020年度までの6年間で
具体的な数値目標をあげて対応する予定とか・・・


これらの取り組みが押し寄せる高齢化の波による
介護職の人員不足に歯止めがかけられるのか
具体的な成果に注目していきたいと思います。


こういった人員確保の問題のなかに、
もうひとつ内在しているのが
介護現場の職場環境の改善なのですが、


今後注目していきたいのが
介護ロボットに関する事業拡大のニュースです。


介護ロボットにも色々な種類がありますが
この度「大和ハウス工業」が3タイプの
『ロボットスーツHAL』の販売を開始したという
ニュースがありました。

 

    大和ハウス、介護ロボで成長目指す 装着型新製品

(参考 日本経済新聞Web版)


今回販売されたのは、
下肢に障害がある人や脚力が弱くなった人の動作を
サポートする「下肢タイプ」と
肘や膝に装着する「単間接タイプ」の

いわゆる要介護者自身の動作をサポートするものと


介護職などの介護者が行う介護を支援する際
腰部にかかる負担を軽減し、腰痛などの
リスク軽減ができる「腰タイプ」の3つタイプ。


私はこの中で、特に注目したいが
腰痛リスクを軽減できる「腰タイプ」のもの


現場では人員不足により、複数で介助するところを
一人で行わなければいけない状況になることも少なくない
このような、身体介助にかかる介護職の負担は大きく
離職の原因の一つになっている。


このような、ロボットの活用は、
職場環境の改善などは、具体的な離職率の削減策として
事業者は真剣に検討すべき事項であると考えます。


今回の『ロボットスーツHAL』は
レンタルの初期導入費用10万円
月額費用が7万8000円とのことで
まだまだ高額で導入するには
ハードルが高すぎると思いますが、


補助金制度の導入や開発企業の優遇支援策など
先ほどの「雇用管理改善計画」ではないですが
行政機関のより具体的なアクションを
期待したいところですね。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。


本日は、これにて。



大和ハウス 介護ロボットスーツHAL

大和ハウス工業の『ロボットスーツHAL』

写真参照 日本経済新聞Web(http://www.nikkei.com/ )



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