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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんばんは、
まなぶっちです。


高齢化の問題は色々なところに波紋を広げています。


解雇に関する新しいワードなども次々と登場。


「遠距離介護」「ダブルケア」などはその一例ですね。


そんな中、以前「NHKクローズアップ現代」でも取り上げられた
「多重介護」について、今回は考えてみたいと思います。


言葉の定義では「多重介護」とは、
高齢者や障害者など複数の人を同時に介護すること、

となっています。

この「多順介護」自分がその立場になったことを想像すると
イメージが湧くのですが
例えば自分が50歳になった時のことを想像してみると

おそらく両親は75歳以上の後期高齢者になっているはずです。


そして自分が結婚していれば、
当然義理の両親もいるはずです。


年齢もおそらくほぼ同世代ではないでしょうか。


ということは、実際に介護が必要となってくる
時期も同じころになることが想像できますね。


私にも弟が二人いますが、

例えば、実の両親・義理の父母に
兄弟もいるはずです。


自分にとっては、叔父や叔母に当たるわけですが
もしその叔父・叔母が独身であれば
彼らの介護も必要な時期ともダブってきますよね。


こう言った状態になった時、
比較的若手である50代の自分が
親戚の介護を一手に引き受けることになる。


そんなこともあり得るわけです。


「多重介護」の実態なのですが、
日本ケアラー連盟が4年前に行った調査では、
調査対象者の25%の方が多重介護を行っているという
事実が判明しました。


中には、5人の介護に関わる超多重介護の方もいるそうです。


「多重介護」ということなので介護が必要なのですが
当然、個々に症状や必要なケアが全く違う訳です。


複数の家族を同時に介護するというのは、
想像以上に大変なことはすぐに想像できることです。


当然ながら、心理面、体力面での負担だけでなく
経済的負担もかなり大きいと思われます。


では、なぜこのような状況が生まれてきたのか?


多重介護が増えている背景には、
まずは単純に要介護者が増えていることがあると思いますが、

それ以上に少子化によって介護の担い手が減少しているという
現実が大きいと思われます。


介護を必要とする人は増えているのに、
その面倒を見る人は減っているわけですね。


限られた人数で介護をしようとすると、
1人で複数を担当する「多重介護」という形をとらざるをえないのです。


そして、先日このブログでも取り上げましたが
俳優の高知東生さんが義父の介護 のため
俳優を引退し悔悟に専念するといった例のように
介護をするために仕事を辞めざるを得ない
ケースも心配されます。


事実、すでに専門家の間では
「今後これを理由に離職者や生活基盤を失う人が増えるだろう」
と警笛を鳴らしている状況です。


今後、自治体等では、積極的な支援体制を確立しておくことも
重要な施策になるのではないかと思われます。



今回も最後までお読み頂き、有難うございました。


本日はこれにて。




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こんにちは、
まなぶっちです。


今日は久しぶりに晴天で
夏の暑さわ感じさせる陽気です。


しかし、南のうみでは、
トリプル台風。


進路が気になるところです。


特に非常に大型の台風9号ですが、
ついに沖縄県が暴風雨圏内に入ったようですね。


大きな被害が出ないことを願います。


日本は昔から台風の通り道に位置しているため
台風には随分痛い目にあわされています。


ただ、最近は日本に直撃する対応が
多くなった気がするのは私だけでしょうか?


(ちゃんと調べてみればわかることですが・・・)


このところ、環境問題はあまり話題になりませんが
これも環境問題に起因する異常気象の一つかも知れませんね。



本日の気になる介護・医療の最新ニュース


不明認知症高齢者 発見ネットワーク 豊後高田市など

 : 地域
: 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
- 読売新聞


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行方不明になった認知症の高齢者の早期発見などを目的とする
「豊後高田市高齢者等SOSネットワーク」の結成式が、市役所で行われた。

市や豊後高田署、企業、団体など22機関で結成した。
市は徘徊はいかいの恐れのある高齢者の身体的特徴や過去の徘徊経験、
緊急連絡先などの個人情報をまとめた登録申請書を家族に提出してもらい、
同署と共有する。

捜索願が出るとネットワークに加わる企業や団体などに情報を提供し、
捜索への協力を呼びかける。


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数回前に、藤沢市の「ツナガル」というNPO法人の活動を
取り上げましたが、
以後、全国でも似たような取り組みのニュースを
聞くようになりました。


それだけ、不明認知症高齢者が増加している
ひとつの証拠かもしれません。


やはり徘徊する認知症高齢者を
地域で見守って行くという視点は大切だと思います。


今後、個々の自治体や地域だけでなく、
全国的なネットワークなどに展開していくことに
期待してみたいと思います。




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こんにちは、
まなぶっちです。


本日の気になる介護・医療の最新ニュース②



そばやギョウザなど、高齢者に優しいえんげ食のご当地メニューがまるわかり
- BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース


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ニュートリーはこのほど、下野新聞社と共同で、
一般向けえんげ食啓発サイト「ご当地嚥下食ワールド」をオープンさせた。


「嚥下食(えんげしょく)」とは、食べ物の飲み込みが困難な人のための食事のこと。


これまで病院や介護施設では、料理をミキサーにかけた「ミキサー食」が多く提供されていたが
「どろどろで見た目がよくない」「何を食べているかわからない」
という声が寄せられるなど、課題も多かったという。


そのような中、計量した食材にゲル化材を加えてゼリーにした、
見た目も味も本物そっくりな「えんげ食」の導入が進んでいる。


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先日、料理研究家の村上祥子さんが、
「38歳で18本も歯を抜き、介護食のお世話になった」という
ニュースが出ていました。


今では「介護食」「嚥下食」などと様々な名称で呼ばれていますが、
飲み込む能力が低下した高齢者向けの食事形態のことを指します。


以前は、食べやすいように「刻み」にしたり、

トロミ材で飲みやすくしたような形態のものが主で

お世辞にもあまりおいしいものではなかったのですが、
最近は奇術の進歩などにより、様々な「介護食」等が
開発されています。


食べ物を飲み込む機能などが低下した人でも
やはり、おいしい食事を食べてみたいという
切実な願いが背景にあると思いますが、
やはり、市場が拡大して、ビジネスとしての
目途が立ってきたことが大きいと思います。


今回紹介したサービスもこういった市場のニーズを
背景にした試みの一つで、こういった情報サービスは
今後も増加すると思います。


まあ、情報を利用する方にとっては有難いことなので
色々と情報を集めてみてもいいかも知れませんね。





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