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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


ネットを調べていたら
興味深い記事がありました。


日刊SPA! の2月7日の記事ですが、
『介護・相続」危険度チェック――法改正で誰もが当事者に3つ以上あてはまったら必読!』

そのチェック項目が以下の5つです。


□親が75歳を超えている


□親の年収(年金も含む)を知らない

□親の預貯金を知らない


□親名義の持ち家が都心(の近く)にある


□兄弟で連絡のつかない者がいる・仲が悪い


このうち3つ以上にあてはなると
介護が必要になった時や相続の時に
何らかのトラブルが生じる可能性があることのこと。


因みな私が自分でチェックしてみたところ
なんと4つも該当していました。


そこで、どんなリスクがあるのか
記事も参考にしながら考えてみたいと思います。


●親が75歳を超えている


当然、この年齢から後期高齢者となります。


後期高齢者となると何らかの疾病になったり
身体能力が低下するといったリスクが増加してきます。


その結果介護が必要になるケースが格段に増加してくる年齢です。


親が75歳を超えているようなら、介護や相続などの問題が
いつ起こってもおかしくないと考えていた方が無難かも知りません。


●親の年収(年金も含む)を知らない


介護保険法の改正により2015年8月より、
介護保険の自己負担割合が所得により2段階に分けられました。


単身で年160万以上(年金収入のみの場合は280万)の所得がある場合は
2割の自己負担をする必要があります。


自分の親の年間所得額も知っておく必要がありそうですね。


●親の預貯金を知らない


やはり介護保険法改正により、世帯の預貯金額により
特別養護老人ホームの介護サービス費の支給が受けられなくなりました。


基準は単身で1000万を超えるか、夫婦世帯で2000万以上超える場合です。

私の両親は退職金をもらったらどう使うか知れませんが
預貯金として2000以上残しているといざ介護の必要となったら
特養の恩恵は受けられない訳ですから、


有料老人ホームなども候補として考える必要もありそうです。


●親名義の持ち家が都心(の近く)にある


親が亡くなったときは、相続が大きな問題になることがあります。


相続税の改正により、3000万(+600万×法定相続人の数)
以上の財産がある場合は相続税の課税対象になることが決まりました。


都内に親名義の家がある場合などは、資産価値が高いと考えられます。


3000万位はすぐに超えてしまうのではないでしょうか?


相続税は今や他人毎ではなさそうです。


●兄弟で連絡のつかない者がいる・仲が悪い
最近介護施設を運営しているクライアントから相談されるケースで
もっとも多いのがこのパターンです。


入居している親の資産の取扱いを
子供たちで争っていることが多く、


特に親が認知症の場合には入居していることを
他の兄弟に隠して親に合わせないようにする例などもあるといいます。


こうなってしまうと、もう不幸としか言えないですね。


年を経っても子供に苦労させられるなんて悲しい限りです。


私は、幸いにして弟二人との関係は良好です。


将来にかけてこの関係が壊れないことを願うばかりです。




最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。



こんにちは、
まなぶっちです。


今日はちょっとショッキングなニュースが目に留まりました。


「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に
関する法律に基づく対応状況等に関する調査」

というのが行われているのですが、

2014年の調査結果がこのほど公表されました。


川崎市の有料老人ホームの虐待については
昨年の15年のできことになりますから
このデータに含まれていません。


ところが、虐待の件数については
過去最多の300件(同35.7%増)で
今までの記録を更新したとの事です。

被害者数は実に691人に上るそうです。

虐待は大きく5つに分類がされているのですが、


その内訳は


①「身体的虐待」63.8%


②「心理的虐待」43.1%


③「経済的虐待」16.9%


④「介護等放棄」8.5%


⑤「性的虐待」2.6%


川崎市の虐待がきっかけとなり
昨年は行政等の調査も行われました。


いままで、表面化していなかった
虐待などのかなり報告されています。


データをみると川崎の事件の前から
虐待の件数は増加傾向を示していたことが分かります。


そう考えると、調査結果等はもう少し早く
公表しても良かったのではないでしょうか?


私の感じるところ、介護施設等の現場では
介護人材の不足等が大きな課題おり、
介護従事者の心身的ストレスは
かなり大きなものになっているように思います。


人材不足は、いわば出口の見えないトンネル状態。


今後も大きな課題として残ることは目に見えています。


高齢者虐待の原因が介護人材の不足だけてと限りませんが
両者には大きな相関関係が成立していると思われます。


虐待という、非人道的な行為に発展する前の
介護従事者への心身的な支援については
できるだけ早急な対応が必要ではないかと思います。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。





こんにちは、
まなぶっちです。


NHKの報道で盛んに取り上げられていますが、
高齢者の貧困のもんだんが注目を集めています。


私の記憶では、つい20年位前は
老人天国という言葉を良く耳にしたものです。

私の父方の親戚は、ほとんどが県庁や市役所努めている
いわゆる公務員一家でした。


役所を定年退職した叔父たちは、
退職金と年金で悠々自適な生活で
叔父たち父に「お前もそのうち楽になるよ」なんてことを
良く話していたのを覚えています。


その当時は、年金が破綻する可能性があるなんて
思っていなかったのですが
いま考えてみると良い時代だったのかも知れません。


しかし、最近では生活が困窮する高齢者が
かなり増加しており「下流老人」などとゆうワードまで
生まれ「老後の貧困」は人ごとではないとさえ
言われ始めました。


「下流老人」はNPO法人「ほっとプラス」の代表理事で
社会福祉士の藤田孝典さんが書いた書籍『下流老人』(朝日新書)で、
使っている造語です。


著者藤田さんは、書籍の中で
「このままだと高齢者の9割が貧困化し、貧困に苦しむ若者も増える」と
警笛を鳴らしています。




そして、実際に高齢者が貧困に陥るパターンには
次の5つがあるそうです。


①本人の病気や事故により高額な医療費がかかる


②高齢者介護施設に入居できない


③子どもがワーキングプアや引きこもりで親に寄りかかる


④熟年離婚


⑤認知症でも周りに頼れる家族がいない



私も仕事柄②のパターンはかなり深刻であると感じていますが、
その他の4つについても現在の世相がよくあらわれており、
現実味のあるパターンではないでしょうか?


私自身も親の介護だけでなく
自分の老後が心配になる年齢に差し掛かろうとしています。


いざという時に自分や家族を守れるかどうかは、
ここ数年をどう過ごすかにより
大きく違ってくると感じています。


あなたは、老後のそなえ大丈夫ですか?

時代のうねりは、あなたが思っているより
ずっと大きく深刻かも知れません。


私もそうですが、自分の足元は
しっかりと見据えておきたいものですね。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。