こんにちは、
まなぶっちです。
介護人材の不足でニチイ学館が
15年ぶりの連結経常赤字になるという
ニュースが流れました。
同社では、全社の介護スタッフが
半年前に比べて1397人減少したという。
要因はいろいろと有るようですが、
気になるのが景気の好転により
結果的に介護の人材が他の業界に流れてしまい
人材確保が難しくなってきたという点です。
人材不足の余波は過去最悪ペースの倒産件数と
新規法人の減少というデータが示しているが、
利用者数に応じた人員基準により
一定の職員数の確保が義務付けられている
介護保険の関連サービスにとって
人材の不足は事業存続にも影響するほどの
重大な問題に発展しているともいえる。
では、なぜこれほど介護業界が
これほどの人材不足になってしまったのか?
その理由を自分なりに考えてみたいと思います。
まず、介護という仕事は
やはり手がかかると言わざるを得ない点があるように思う。
そもそも介護の対象者は高齢者であり、
生活をするのに何らかの支援が必要な方がほとんど。
介護の三大サービスとは
「入浴」「排泄」「食事」とされていることからも
分かると思いますが、
いずれのサービスも身体に不自由が有る方にとっては
だれかに手助けしてもらわなければ
行えないものになります。
これなの業務は、対象が人間であるため
身体的、倫理的にも
モノづくりのように機械にのせてオートメーションで
作業できるものでもないし、常に安全性の確保が
要求される業務であることもあり、
常に人が関与する必要がある訳です。
そのような業務である以上
人を確保することが事業を継続する為に
さけて通れないことは「自明の理」という訳です。
しかしこの「自明の理」ですが、
そこに働く人達の収入や社会的地位は
決して満足のいく状態ではないといえます。
高齢者の増加等の要因もあると思いますが
私は、この点が介護人材が不足する
最大の原因ではないかと考えています。
国の政策でもしばし話題になり、
介護保険処遇改善加算の制度化により
なんとかしたいという気持ちはわかりますが、
サービスを提供する側の供給不足の状況は
どんどん悪化していく傾向は避けられません。
東京オリンピック開催により、
今後建設関連の需要が高騰すると見込まれています。
こういった影響により、介護の人材を確保するのは
より困難な状況になる可能性もあります。
法人開設の減少や、倒産の増加といった傾向がみられたのも
こういった原因が影響していると思われます。
介護の人材確保は、国の政策の含め
介護に携わる人材の収入面の改善は
避けて通れないものと課題ではないでしょうか?
最後までお読み頂き、有難うございます。
本日はこれにて。