こんにちは、
まなぶっちです。
前回は、介護施設等で最後まで「看取る」と言っても
現実的には緊急搬送を行う場合が多く、
施設などでの「看取り」については、
技術的な面も含めてしっかりとした対応が必要ではないか
という主旨でブログを書きました。
本日は、「看取り」ま2回目です。
現在の日本では高齢者の死亡数は約100万人となっています。
今後、団塊世代が後期高齢者になる2025年頃には、
高齢者の年間死亡数も170万人に達すると
厚生労働省が試算していることが分かりました。
この試算に基づくと、病院等の医療機関では、
確実にベッド数が足りず、
約45万人の死に場所がなくなるといわれています。
こうなると、前回取り上げたように
介護施設や自宅で死を迎える高齢者が
確実に増加することは明らかなことだと分かります。
現在の状況では、はたして高齢者の「看取り」を
しっかりと行えるのでしょうか?
「看取り」という言葉には、単に死を迎えるという
だけではなく、
ひとりひとりの死生観をもとに、
その人にあった死を迎える手助けを行うことまで
含まれている言葉だと私は感じています。
その意味で、一般的に「看取り」とは
いったいどんなものか、
この機会に真剣に考えてみる必要がありそうです。
そこで、「看取り」考える上で
「看取り士」という民間資格と
その活動がヒントになりそうです。
調べ見ると「看取り士」とは公的な資格ではなく、
介護職員初任者(旧ホームヘルパー2級)以上の資格があり、
「日本看取り士会」が主催する2週間の合宿の養成講座を受ければ、
同会が認定する「看取り士認定証」を得ることができるそうです。
平成15年7月のデータでは
同会が認定する看取り士は全国に合計74名とのことでした。
私は「看取り」に関しては、緩和措置や尊厳死といった
医療的・倫理的概念を踏襲しつつ、
個別の死生観に踏み込んでいくようなアプローチが必要と感じています。
その意味で、現在では明確な「看取り」の概念や手法は
確立していないと思います。
先ほど、民間資格ではありますが
「看取り士」という資格を取り上げたのは、
あくまで、看取り士資格を取得するという意味ではなく、
これからの日本の情勢から、
「看取り」という概念や手法を確立する為に
ひとつの方向性を示している活動であると感じました。
いずれにしても介護従事者がめいめいに「看取り」を
考えることには限界があると思います。
介護に従事する全ての人が「看取り」というか、
人の死をしっかりと見つめる。
そうゆう準備をしておく時期に差し掛かっているのではないでしょうか?
最後までお読み頂き、有難うございました。
本日は、これにて。