改正マイナンバー法と国による銀行口座の把握について | 介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


今日は結構シビアな話になります。


このところマイナンバーを取り上げてみて
分かってきたことがあります。


マイナンバー制度が導入されることにより
確かにある意味で利便性は向上すると思います。


ただ、今後の日本の将来を視野に入れて考えてみると
実は、非常に怖い側面があることに気がつきました。


先月の9月3日に衆議院本会議で改正マイナンバー法が成立しました。


現行のマイナンバー法では、10月から個人番号を各世帯に通知し、
来年1月から税金、社会保障、災害関連の3分野を中心とした
行政手続きで番号を活用すると定められていますが、
先月成立した改正マイナンバー法では、
2018年から預金口座にも任意で番号を適用するなど
活用範囲を拡大される内容となっています。

また、2021年以降の義務化も検討されているとの事です。


この改正で見えてきたのは、
マイナンバー制度の大きな狙いの一つとして、国民の一人一人の
金融資産を把握する為ではないかと感じています。


改正マイナンバー法により、2018年の1月から預金者の同意があれば、
銀行は預金口座にマイナンバーを付けることができる訳ですが、
政府は2021年年以降の義務化を目指しており、
おそらくは、環境整備が整えば義務化に移行するものと思われます。


義務化されることにより、全ての預金口座にマイナンバーが付くことになり、
複数口座を持つ人であっても、簡単に金融資産全体を把握できるようになる訳です。


ここで、日本の国全体の借金がどれくらいかご存じでしょうか?

経済ジャーナリスト財部誠一氏のHPには

日本の借金時計 」として現在の日本が抱える社金の額について

タイムリーに表示されています。


それによると日本の社金は2015年10月7日 15時15分の段階で


●日本の借金→1022兆4714億円


●1世帯当たりの負債額→1932万7015円


に上ります。


国内外の情勢によりいつ財政が破綻するかも知れない域に
もう達しているかもしれません。


もし、日本が財政危機に陥った場合を想像してみて下さい。


マイナンバー制度により銀行預金はすべて国に把握されている訳ですから

自分の金融資産を国家により凍結されてしまい
強制的な税金を課すことも可能と言う訳です。


このことを「貯蓄税」といったりしていますが、

改正マイナンバー法により国が財政破綻を真逃れるための
最終手段として私たちの預金から合法的に税金を自動的に
徴収することも可能になってしまった訳です。


実際にユーロ圏での財政危機は記憶に新しいと思いますが、
2013年にキプロスの財政破綻の際に
実際にこの税が預金封鎖ととも使われたという事実があります。


預金封鎖をした後に税金という名目で国の借金の返済分を
国民の銀行預金から自動徴収するという強硬手段が
日本でも行うことができることを可能にしたのが
マイナンバー制度であると知っておくことも必要だと思います。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日は、これにて。