ISOで介護の品質向上 | 介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

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おはようございます。

まなぶっちです。


今日は少し視点を変えて

介護の品質について考えてみたいと思います。


私は以前、ISOという国際規格の審査員をしていました。

最近ではあまり頻繁に聞かなくなりましたが、

品質マネジメントシステム(QMS)のISO9001や

環境マネジメントシステム(EMS)のISO14001は

多くの企業や団体で認証を受けています。


ISOの審査員でも、審査をできる業種などが

専門性よりって異なっていて

私の専門分野が医療や福祉、公共施設などであったことにより

多くの介護施設を訪問して審査を行った経験があります。


その関係で現在コンサルの仕事をしているわけですが、

特に品質マネジメントシステムの審査経験から

介護品質の向上についていろんな角度から

考える機会が多くあります。


そこで、品質マネジメントシステム(ISO9001)の観点から

介護の品質について取り上げていこうと思います。


今回は簡単にISOの説明を少ししていきますね。


ISOは一般的に"アイ・エス・オー"と呼ばれていまが、

年配の人は"イソ"と呼ぶする人もいます。


もともと、先進国が自国で製品をつくって、

途上国に売っていた産業構造が

グローバル化の流れもあり、

様々な国や地域でも行われるようになってきました。


日本でも多くの企業が海外に工場をつくって

製品を製造していることをみればわかりますよね。


そこで、製品をつくるにあたり、製造する国や地域で

格差がでるのを防ぐ必要が生じてきたわけです。


そのため製品に使用する部品や作り方を統一していこうというこころみが生まれました。


例えば、機械製品の"ネジ"の大きさや寸法、山の数など

統一した基準でつくられているので、

大量の製品を作るのにどれも同じように使えるわけです。


こういった部品や製品の規格を統一したものがISOというわけです。



ただし、規格だけを統一しても製品を作り出す

工程や手順、作業員などが違っていては

製品の品質が安定しません。


そこで考え出したのが製品を作り出す仕組みを組織全体で

管理(マネジメント)していこうとルールにしたものが

品質マネジメントシステム(ISO9001)というわけです。


このISOは認証審査を受けて認証を取得することで

規格に適した品質マネジメントシステムを持っていると

認められたことなます。


私がISOの審査員をしている当時は

企業が日本の企業から製品を買うとき

このISO取得していることを条件にしているところも多くあったので

海外との取引を優位にしたい日本企業はこそ゜って

このISOの認証を取得していました。


こういった背景から日本国内で一時ブームになるほど

ISOが取り上げられた時期もありました。


そのなかで、ISOを単に製品を製造する業種だけでなく、

サービス業でもサービス品質を上げるため

ISO9001を積極的に取得しようとする動きがではじめてきたわけです。


医療機関や介護施設、教育機関なども、

医療の質、介護の質といった品質向上の試みが盛んになってきた背景から

ISOの認証を受けようとする団体も増加したきたというわけです。


本日も最後までお読み頂き有難うございます。

本日はこれにて。








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