時々思っていることですが、昨日の朝日カルチャーの時（曲は「異邦人」でした）にもまた思いました。
どんなに細かく書き込まれていても、楽譜は「絵に描いた餅」ということです。
演奏する際にはそれを本物の餅にする必要があります。
原曲イメージの編曲譜なら、原曲の持つ「餅感」をきちんとイメージして再現することが必要ですし、原曲とは違うアレンジだったり、まだ誰も演奏したことのないオリジナル曲であれば、絵からその向こうにある本物をあれこれ想像したり、作成者と話せるなら直接きいたり、敢えて作成者の意向はきかずに独自の立体感、質感を追究したり、、色々ですね。
書いてある通り何となく演奏すると、音は合っているけれど何となくな音にはなってしまいますね。
試行錯誤しながらでいいので、何らかのイメージをもって演奏し、それを修正していくのは大事だと思います。