音楽に限らず、そのまま音を聞くのは大人にとって意外に難しかったりします。
そのつもりがなくても普段使っている言語に引きずられますし、音の取捨選択を「社会的」に自動的、無意識的にしてしまったりもします。
時々目を閉じて環境音に耳を傾けるのは、精神の安定にも聴音の訓練にも有効です。
言語化しようとせず、ピッチ当てしようともせず、ただ聞きます。
「聞きます」だとまだ能動的すぎるので「聞こえます」ですね。
時々こういう極めて受動的な状態に能動的に持っていく(何という矛盾!)と諸々リセットされることと思います。
お試しあれ。