今朝ユナイテッドシネマとしまえんで。
8:20の回ということもあってか、混んではいなかった。
終わって出てきたらロビーはとても混んでいた。
「竜とそばかすの姫」を見に来た人たちかもしれない。
2回めでも全く飽きなかった。
ハインラインの原作設定の残し具合、改変具合のバランスの良さを改めて感じた。
1回目に見た時も映像的にバック・トゥ・ザ・フューチャーを想起させる場面が少し気になったがtwitterの公式を読んでそれが意図的であることが確認できた。
バック・トゥ・ザ・フューチャー自体が「夏への扉」へのオマージュを含んでいることを受けてさらにそこへのオマージュとのこと。
グルグルしていてこのストーリーにも合っている。
アンドロイドのピート、自分が話す時は極めてアンドロイド的な機械的表情と動きだが、人の話を聴いている場面がふと映り込む時はとても人間の表情になっていた。映画表現、あるいは役者としては意図的なものなのかもしれない。
ミスチルの曲が90年代の同時代感を出す表現として使われているが、曲が時代感、懐かしさなどを呼び起こさず、むしろ時間を超えていくアイテムとして有用に機能していた。
アンドロイドのピートの存在により、諸々の問題解決が早く済むドラえもん感が少々あるものの、それほど物語的ご都合主義を感じさせない流れはやはり素晴らしい。
もっと流行って欲しい作品。