丸ノ内線の銀座駅A12から直接繋がってるとのことだったのでこの経路で。
ただ銀座駅に着いてからが遠い&A12行きの表示が時々無くなって大変分かりづらかった。不出来で不合理な夢のような気分(笑)
駅からA12まで約400m。
前に「君の名は。」展に来た時にはこの経路をどう感じたのか、あまり記憶にない(笑)
「君の名は。」展は割と小規模だったが、今回は質、量ともに非常に充実していた。
展示全体の流れもストーリーに沿って分かりやすく並んでいる。
絵コンテがふんだんにあり、絵コンテを見たあとに該当部分の完成本編を堪能出来る。
主題歌が鳴る映画の重要シーンを全てじっくり観る(聴く)ことが出来る。
背景美術の絵画展という意味でも大変充実していた。
今回個人的に一番興味を引かれたのは「空の魚」のデザインのコンセプト図面。
大きくは「魚へんに雨」「魚へんに風」で出来た創作漢字の「さかな」に分類され、中間状態も想定されていた。
「雨」の方はコア部分があってやや細胞っぽく、「風」の方はコアなしの空洞的な造形とのことだった。
気象神社の天井図(龍の絵)の創作途中場面のビデオも大変好かった。
多くの才能が結集して密度の濃い協同作業を行っていることが改めて感じられる展示群。
気象に関するコーナーは独立して設けられており、小さな雷発生装置のスイッチを押したり風力計を直接持っての測定なども出来るようになっていた。
最後は過去作品の絵画ボードのコーナーも。
これで1200円(前売りなら1000円)は安い!と思える充実の展示。
出口には夏美のカブの「実物」が展示されてました。
映画を観た人は是非一度。


