歌も鼻呼吸 | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

クラシックや演歌の人は鼻での息継ぎを心がけている人も多いと思います。

J-POPなどだと口で吸ってしまう(という表現を敢えてしますが)人が多い(殆ど?)かもしれませんね。
呼吸が必要ないボカロでさえ、口呼吸の吸い込み音がありますし(笑)

口から吸い込む音がみっともないという感覚が薄れて(なくなって)しまったのでしょうが(昔の歌手はそういう感覚が強かったように感じます)、美的感覚とは別に健康面でもどうかなあと正直思います。

花粉症の人が多いのは、物理的には過去の植林計画などにも問題がありますが、口呼吸者が増えてしまったという生き物としての人間の問題もあると思います。

歌い手で花粉症というのは辛いでしょうから、普段はもちろん、歌う時も鼻呼吸が好いと思います。
鼻呼吸のほうが風邪もひきにくいですし。

厳密には「鼻呼吸」は吐く方も含めますが、歌っている時は吐く息は口を閉じたハミング以外では無理なので「鼻で吸う」ほうだけで。
そして鼻で吸う時もなるべく音をたてずに。

とここまで書いてきて、思いっきり口呼吸吸い込み音で歌う「酸欠少女さユり」、結構好きだったりします(笑)