ベースラインの発音が「自然」出てこない場合は | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。
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青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

ア・カペラベースで発音に迷ったりする場合、何かが滞っています。
身体のどこかが固まっているから滞るので、それを緩め、流す必要があります。

上手く緩めば自然にリズムに合った体遣いになり、ベースラインは鼻歌のように滑らかになります。

滞りやすい箇所は幾つかありますが。

首肩が滞ってる時は鼻で∞を描くなどして緩めましょう。

もっと下の方、腰回りで滞っている場合、座ってるなら少し坐骨歩き。
立ってる場合は少しお尻を振って。
あと頭の位置も調整して(首を後ろにして)頭を上に引っ張り上げる意識で。
上に浮くような意識が作れると、スムーズになります。

だいぶ感覚的に書きましたが、全身の滞りがない状態になれば、ベースの発音はその場に見合ったもの(音環境による発音調整の変化も含みます)が勝手に出てくるはずです。
出て来ないとするとどこかが詰まっているものと思います。

体幹を意識できれば好いかというと、それはそれでまた固まってしまうかも。
手足の指先など末端を時々繊細に意識するのも結構好かったりします。

自然に歌い出したくなる調整をあれこれ工夫しましょう。