ネット上で「絶対音感vs相対音感」みたいな話題を見かけることがありますが、たいてい不毛ですね(笑)
きちんと両方トレーニングすれば済む話です。
絶対音感(だけ)に頼り、譜面の音をそのまま出してるだけの人は、もっと構造理解、音と音の関係性を意識する。
12音を鍵盤的(平均律的)に記憶、再生してるだけが現状なら、それを活かして構わないので、より調和的にハモるところに微調整する。
相対音感だけでやっている人は、実音そのものも意識し、調による色彩感、さらには単音そのもののピッチカラーも意識して演奏する。
それにより、キーが何となく上がってしまう下がってしまうなどの「不注意」をなくす。
絶対、相対どちらも曖昧な人は、両方を並行してトレーニングして、輪郭(構造)、色彩(ピッチカラー)両方がハッキリした知覚状態に移行するようにする。
絶対、相対両方で完全音感です。
完全音感がなくても音楽は楽しめますが、あれば楽しみは更に拡がり深まるでしょう。