「ペンギン・ハイウェイ」文庫版も読了。 | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。
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青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

映画を観る前に単行本を図書館で借りて読み、映画鑑賞後は文庫版を購入。
他の本と並行読書しつつ、映画との細かい異同をチェックしながらゆっくりと。

ちょうど「四畳半神話大系」も読んでいるので、共通キーワードも発見。

●歯科衛生士のお姉さん
●正方形
●おっぱい

他の森見登美彦作品にも共通ワードとして出てくるのだろうか??

四畳半が正方形というのはそういえば初めて意識したかも。
ペンギン・ハイウェイではアオヤマ君の小学校の敷地が正方形。

おっぱいは無限大(∞)の象徴なのだろうか。

それにしても「エウレカ」(わかった!)に喜びと切なさを同居させる手法はすごい。
お父さんの「世界には解決しない方がいい問題もある」が迫真の意味を為す。

萩尾望都の解説も大変好かった。

この本をきっかけに、前に「君の名は。」の調べ物などで読みかけてフェイドアウトしてしまった「エレガントな宇宙~超ひも理論がすべてを解明する」(ブライアン・グリーン)に再挑戦。
「世界の果て」ってやっぱり知りたいな。