トリガーチューンとはピッチ記憶のきっかけになる曲のことです。
どんな曲でもトリガーチューンにすることができます。
注意点はただ一つ。
「移調して聞かないこと」
ピッチをそのままの高さで認識するためのトレーニングなので。
移調されず必ず原調(元のキー)で演奏されるクラシック曲が安全ですね。
冒頭の3秒程度で十分です。
それを繰り返し聴くだけです。
その部分が何調で何の音からスタートするかは確認しておきましょう。
トリガーチューンが染み込んできたと感じるようになったら、聞かずに記憶からその曲をそのままのピッチで思い出して歌ってみます。
歌ってみてピッタリか、ズレがあるかをゲーム感覚でチェックします。
能動的絶対音感(ピッチを参照音なしに想起する)訓練になります。
12音それぞれから始まる曲を少しずつ増やしていくことで、どの音もそのまま想起出来るようになっていきます。