ベース(vocal bass)のピッチコントロール | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

twitterでベースのピッチの話題を少し見ました。
マイクつけ過ぎでピッチが曖昧になるという方向の話でしたが。

ベースは、他のパートに比べて
●圧倒的にモニターしにくく
●ステージだと自分の生声は全く聞こえない(私の場合はそうです)ことも多い上に
●ピッチコントロールもしにくい
という複合的な問題があるかなとは思います。

トライトーンでイヤモニを使うことはまずないので、どうしても?な場合は片耳を塞いでピッチ確認をしています。

ピッチコントロールそのものですが、私の場合は絶対音感で常に補正はしています。
単音各ピッチに対してです。
ただ、全体の揺らぎが戻せる範囲なら戻しますが、戻すと不自然なほどの上下が起きた場合は(今はそういうことはあまりないですが)無理な引き戻しは控えたりします。

ベースの場合、出来るだけ絶対音感(ピッチ記憶)はあった方がいいかと。
既にある人もさらに精度を研ぎ澄ますといいかと。
楽器のベースは少し音程が甘いのが味になる場合もありますが(笑)、アカペラの場合、他のパートがベースから音程を作ることを考えると、精確に歌った方が上物が安心して歌えるでしょう。

ピッチ記憶は幼少でなくても育成可能なので、必要性を感じられたらいつからでも訓練するといいですね。
ご相談お気軽に(笑)