アカペラに限らず、アンサンブルでは他のパートをよく聴く必要があるのですが、フレージングの違うパートを聴くのは全体像を整えるのに特に重要。
息継ぎの場所が違う人がどうしようとしているのか、を聴く。
個人的には、息継ぎ込みで完璧なインテンポで演奏できるのは大事(そのほうが演奏しやすいし)とも思っているのですが、それでも他のパートのフレーズの塊を意識するのは重要です。
ベースやパーカッションは最低限メロディ(リード)を必ず意識して。
特にパーカスの人は呼吸の仕方が他のパートと大幅に変わる場合があるので、自分の呼吸と他の人の呼吸の仕方を意識的に意識するのが必要です。
音色と自分のインテンポだけ意識していると、アンサンブルとしては残念なことに、、
またリードの方もリズム隊をよく意識し、自分の息継ぎの都合などであちこちモタらないようなるべく聴感上インテンポに聞こえるように。
バッキングのパートは外声やパーカスとのすり合わせを意識して。
アンサンブルはどれくらい並列処理できるか、が鍵です。