色々な取り方、聴き方がありますが。
インプットを正確にするために敢えてアウトプット練習、というのもいいと思います。
自分でコード進行を作ってルート(分数コードなら分母)を歌う、これだけです。
この時、
①キーはきちんと決め、
②動いていくコードのルートを音名で歌いつつ(調性音楽なら)度数も意識する
これにより、実音そのものと相対的な動きの両方を自分で作りながら把握できます。
低音域を聞き取るのが苦手、という人がよくいますが、自分で動きを作って歌い、音をしっかり意識することで、受け身で聴くときもはっきりしてきます。
女性の場合、歌うルート音が普通のベースの1オクターブ、2オクターブ高くなっても構いません。
ルートの動きを音名込みで意識する、作る上で、全調でのスケールがすぐに作れる、は必要なのでそこが手薄な場合はそこから。
地味な作業ですが、大事です。
きちんと聴き取るための訓練をしておくと、自分の思いついたものも正確に聴き取れます。
そういう意味で、聴音と作編曲は繋がっています。