イメージをはっきり持ってそれを現象化させよう、というのはやっぱり大事かなと思います。
声のベースに関しては、「この人を完コピすれば完璧」と思えるモデルが居なかったため(笑)、理想像は初期の段階で(TTのベースに誘われた際に)おおむね次のように考えました。
声の基本線はTake6のアルビン・チーア
声の操作性はボビー・マクファリン
4ビートなどのノリはペデルセン(ウッド・ベース)
でもピッチの正確さはレイ・ブラウンなど
E.Bass的な動き、ノリははジャコ・パストリアス3世とマーカス・ミラー
声帯の物理的制限があるにしても、最初からこのぐらいの最高レベルを組み合わせるつもりでいると楽しいです(笑)
自分にとっての最高のvocal bassを音のイメージで練り上げて自分の体で再生。
そのときの現状での自分の身体的制限(最低音がどこまで出るか、とか)は、あまり意識しすぎないほうがいいかなとも思います。
身体の使い方(喉も身体)の効率がよくなっていくと、知らぬ間に解決してることもあるので。
現状では無理、くらいの最高レベルを設定してそれを現象にするつもりのほうが、ラクに進化できるような気もします。
上に書いたのは勿論「初期の設定」です。
曲、アレンジによってはシンセベースっぽいのがよかったり、昔のdoo-woppっぽい感じが必要だったり。
なので(?)ピアノアレンジでJ-POPの新曲をたくさん聴くのもとっても参考になったりします。
インプット、アウトプット、みんな繋がっている感じ。
個人的にはラテンやボサノヴァ的なもののベースの理想像、がまだまだハッキリしないところがありますが(聴くものすべてを参考にはしているのですが)、さらに完成度、リラックス度を上げていこうと思います。