ここのところボカロ(ボーカロイド)曲のピアノアレンジ仕事を毎日してます。
なので耳がボカロ漬け(笑)
歌詞が聴きとれない作品も多いけれど、でも面白い!
アカペラ等とはある意味対極にある音楽表現でしょうが、全部打ち込みにしなければいけない分、色んな事がよく「意識化」されているなあ、と思います。
曲頭、「息を吸う音」でスタートしてる曲もあったりして、吸う息の音を演奏上聞こえないようにしている自分とは反対のスタンスで面白い。
音を伸ばして消えるタイミング、消え方なども、ホントによく研究してありますね。
こういうもののバックボーンも「聴音力」だなと思います。
細かいところまで聴きとる聴音力、音的な観察力はジャンルに関係なく大事だなと。
奥の奥までよく聴こう!