ベースを歌いながらピアノ、の練習法? | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

昨日のApple Jumpでのライブでは「マシュケナダの与作」をピアノ入りでやりました。


ちょっと珍しいパターン?かもしれませんが、ピアノを弾きながらベースを歌います。


なので、アカペラにピアノのバッキングやソロが参加してるサウンドです。


練習方法を簡単に紹介しておきますね。

やる人いないかもしれないけど(笑)


まずはコード表を作ります。

で、それを見ながらベーシストがいる状態のピアノのバッキング練習をします。

ベーシストがいる想定なので、ルート音がない、普通のジャズピアノのバッキングなどのスタイルです。


で、そのベーシストを自分の声でやります(笑)

基本的にはこれだけ(笑)


ピアノのソロパートの部分は普通のジャズピアノ練習です。

ソロパートのところだけはベースを交代してもらうので。


昨日のピアノアドリブソロ部分、最初はギターのジョージ・ベンソンみたいにスキャットをユニゾンで歌うスタイルのつもりでした。

ですが、そこまでの流れで、歌わないピアノソロにした方が「アカペラの中のピアノ」感がより出る気がしたので、そこはあまり歌わずに突っ切ってみました。



ベースを歌いながらのコードのバッキング自体は、慣れればそんなに難しくはないです。

ちょっと普通の弾き語りとは脳みそ反転させる感?はありますが(笑)


少し難しいのは、メロディの延びてるところや無いところに「合いの手」的なオブリガートを入れるとき。

ベースはなるべく「普通の」ベースラインのまま行きたいところですが、右手でオブリを入れると2オクターブ下でベースがユニゾンしてしまう(笑)

これはこれで悪くないのですが、より「別々に」でも「統合的に」行きたい、というのもあります。

訓練ですね(笑)


このベースを歌いながらのルート抜きピアノバッキング練習、アカペラのベースをきちんと歌うための練習としても実は凄く効果的です。


興味ある人はやってみてください。


質問もお気軽にどうぞ(笑)。