トリガーチューン(ピッチ記憶のきっかけ曲) | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

耳トレtsingmoo青木肇のブログ

完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

絶対音感の習得、色んな方法がありますが、トリガーチューンを使うのがもっとも手軽だと思います。

ちょっとこれを聴いてみてください。

http://www.youtube.com/user/pitchpaths/feed


これはJoshua JobstさんのPitch Pathsという教材。

クラシック曲の冒頭部分がピアノで流れて、その開始音の音名がアナウンスされてますね。


彼自身はこの方法に気づいて、28歳の時に絶対音感者になったそうです。


クラシック曲を使うのは、移調される機会が少ないから。

移調されてしまうとピッチ記憶のトリガーに出来ず、相対的な曲の構造だけの記憶になってしまいます。


Jobstさん以外にもカナダの研究者で、

「多くの人が、自分の好きな馴染みの曲は原調で思い出し、歌うことが出来る」という調査結果を出した方がいるそうです。


わたしがいつもtwitterに載せている「ピッチ想起トレーニング」は、これらをもとに、多くの人が日常的に、どこかで聞いたことがある曲を選んでいます。


音がそのままわかる絶対音感、あると音楽の楽しみは倍増すると思います。


楽しくトレーニングしてみてください。