2024年4月の台北旅行⓪出発前 | 食べたもの・行ったとこ・作ったもの

食べたもの・行ったとこ・作ったもの

食べた物、買った物、出掛けた場所など、ゆるく日常を綴ります。

2024年4月

 

4月3日に台湾で発生した地震で、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

怪我をした方々の一日も早い回復と、未だ行方が分からない方々の安全と1秒でも早い救出をお祈り申し上げます。

また花蓮を中心とする被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 

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年度末・年度初めのどさくさにまぎれて、台北に行こう!と決意。

去年夏の台湾旅行は娘と2人で、お互いの行きたいところ・食べたいものが合わず、調整が大変だったので、今回は1人。

Qちゃんに「台北に行きたいんだけど、3月最後の週末と4月最初の週末、どっちがヒマ?」と聞いたら、4月最初の週末が良いとの返事だったので、そのスケジュールで飛行機とホテルを確保。

 

飛行機もそうだけど、台北のホテル、めちゃめちゃ高くなった!

円安だから高く感じるというわけではなく、物価自体がすごく上がったような気がする(←私が使えるお金が少ないだけかも)。

 

そんなこんなで、Qちゃんのリクエストを購入したり、行きたい場所や食べたいものを調べたりしてちょっとずつ旅行の準備をしていた。

4月3日の朝、TVで沖縄地方の津波警報の速報が出たのだけど、ちょうど家を出ようとしてたときだったため、沖縄で津波か…と思いながら家を出た。

電車に乗っている間に、娘から「台湾の友達たちに安否確認をした方が良い」と連絡があり、沖縄の津波は台湾で発生した地震の影響なのかとやっと思い当たる。

取り敢えず、Qちゃんに連絡をするとすぐに「大丈夫」という返事がきたので、そのまま出社し仕事して退社後そのままリハビリに行き、クリニックのTVで花蓮の建物が倒壊しているニュースを見て、初めて台湾の地震がとても大きかったことを知る(沖縄に津波警報が出るくらいなんだから、よく考えればわかりそうなものなんだけど…)。

 

1999年、婚紗照の撮影と新婚旅行を兼ねて台湾に行く予定だったんだけど、出発前に921大地震が起こり、台湾ではなく香港に変更したことがあり、今回の地震も被害の大きさを見れば見るほど、台北に行くべきか悩んだ。

Qちゃんは「台北は特に被害はないから、十月樓が平気なら沒問題」という返事。

(今回は会わないけれど)Yさんも「海外に行く機会は大切に。今回十月樓が滞在するのは台北だけだから大丈夫」という返事。

夫の会社の台湾のオフィスは台北市と新北市にあるんだけど、台北のオフィスは天井が落ちたとのことで、夫、少し反対。

大きな地震があったあとは暫く余震があることは、日本人なら経験上知っているから、1か月後ならまだしも、2日後はねぇ…と娘も少し反対。

 

もともと、今回の台北旅行の目的は

・『奇幻動物森林 樋口裕子展』を見る

・電鍋グッズの購入

・烘焙材料行で製菓材料・製菓用品の購入

・中國結の線を購入

・日本未発売の靴の購入

・鶯歌で茶器を買う

といろいろあった。

リスケするとヒグチユウコ展の会期が終わってしまうこと、私の性格上、今回キャンセルすると面倒くさくなって今年はもう行かないような気がすることもあり、今回の台北行きの大義名分として、0403花蓮大地震の義援金を台湾で寄付することも目的の1つに加えた。

遊台灣金福氣が当たったら、5000元寄付しよう!

当たらなかったら、手元にある2200元寄付しよう!(←去年の夫の出張と私の台湾旅行のときに残った現金)

と決める。

 

Qちゃん・Yさん・元台湾語の先生等々に、必要な防災グッズがあれば買って持って行くと伝えたけど、「台北は本当に影響は少なかったから、大丈夫」とのこと。

そういうことなら、まあ、大丈夫でしょうということで行ってきた2024年4月の2泊3日の台北旅行記にお付き合いください。

 

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金運が極端にない私は、当たり前のように遊台灣金福氣はあたらなかった。

でも、手持ちの現金(台幣)は寄付する気満々で、初日に空港でQちゃんに0403花蓮大地震の捐錢したいと伝えて、Qちゃんも「ありがとう。街中の至るところでできると思う」と言っていた。

最終日に空港へ向かうタクシーの中で、あれ?私、なんか忘れてる…と必死に考え、あっ、寄付!と思い出す。

Qちゃん「空港なら募金箱がいたるところにあるはず!」と言うので、「空港に着いたら、私に「捐款!」って言ってね」とお願いする。

ところが、荷物が重すぎて超過料金を払うハメになり(笑)、スーツケースからスーツケースに入りきらなくて台湾で買ったPPバッグへ4kg弱移せば、超過料金が最低限になると説明され、重い荷物を持ってチェックインカウンターと荷物はかりの間を行ったり来たりして、息はぜいぜい汗はだらだらで疲労困憊となり、挙句の果てに出発が遅れ、ぼけーと座っていたら、再び「あれ?私、なんか忘れてる…」と必死に考え、あっ、捐款!と思い出す。

めちゃくちゃポンコツな私(泣)。

 

台湾に行く前といる間は純粋に寄付しなきゃ!と思っていたのに、人間とは欲深いもので(←私だけ?)、もう日本に帰国しちゃったから、どうせなら税制上の控除が受けられる方がいいと考え、赤十字に寄付した。

 

寄付するする詐欺だと思われたらイヤなので、Qちゃんにも寄付完了の旨を報告。

ああ、私ったら、全然純粋ではない。

やらない善よりやる偽善ということで、お許しいただきたい。