香港1997(銀座) | 食べたもの・行ったとこ・作ったもの

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食べた物、買った物、出掛けた場所など、ゆるく日常を綴ります。

2018年12月
 
9月の旅行にマヌカハニーを持って行くのを忘れて、そのあと1ヶ月弱風邪が治らず。
これに懲りて、マヌカハニーを舐めるのを忘れずに、手洗い・うがいも徹底的に。娘とママが(ほぼ同時期に)風邪を引いても感染らず、これで健康なまま年を越せると思った矢先に、ド風邪。しかも年末なうえに離職で忙しい時期。ああ…orz。
 
風邪に効きそうな健康的なものを食べなければ!ということで、薬膳スープ。
以前から気になっていた香港1997の「香港土鍋炊き込み健康スープ」付きのランチ。
平日限定の一番安いランチは、この「香港土鍋炊き込み健康スープ」に、担々麺・海老ワンタン入りスープ 麺・炒飯・焼そばの4種類の中から1種類選んで、それにデザートがつくの。
スープにスープか…とも思ったのだけど、この4種類の中で一番食べたいのは海老ワンタン入りスープ 麺なので、致し方あるまい(基本的に汁そばのスープはほとんど飲まないので、まあよしとしよう)。
この健康スープ「川貝枇杷葉螺貝湯」というらしい。中には、豚肉・ツブ貝・大根・人参・生姜・陳皮・椎茸・南杏・北杏・川貝・枇杷葉が入ってるそう。川貝枇杷膏の川貝ね。今まで気にしたことなかったけど、今、調べたらユリ根みたいなものらしい。
くどいようだけど、味のしみた大根は嫌い。人参は、生でも火が通ってても嫌い。
一人で行くと誰にもあげられないし、残すもの嫌だし、頑張って食べちゃうんだけど、年を取ると、本当に味覚が鈍感になるのね。そんなに頑張らなくても食べられます。

 

スープ、おいしかった〜。体に染み渡る味。でもって、体がポカポカして、どっと汗が出てきた(←ただの更年期かもしれない)。

中華料理のこういう蒸したスープを飲むときにいつも思うのだけど、おうちでスープを作るときも蒸せばいいんだよねって思うんだよね。でも、慣れてないから、作ってる時点ではそういう発想にはなかなかならない。

肩肘張って薬膳!と思わなくても、干し椎茸やキクラゲは自宅にあるし、そういうのを使って蒸せばスープに全部の滋味が溶け出して、そのまま飲めるし、蒸した方がずっと熱々な気がするんだよね。

 

流石に、スープを飲んでしまうと、ワンタンのスープが単調でつまらない感じ(おいしくないという意味ではありません)。

スープに汁そばというチョイスがよろしくないのだろうな。

えびワンタン、すっごく大きくて、えび食べてる!って感じ。
この間のYAUMAYの蝦餃がうますぎて、ちょっとインパクトに欠けるけど、YAUMAYに行ってなければ十分感動的な大きさでおいしさ。

 

デザートは、大嫌いな杏仁豆腐でした…orz。

でもね、くどいようだけど、年取ると味覚が鈍感になるのよ。昔みたいに杏仁豆腐の匂い嗅ぐのもイヤ!までにはならない。上にアボカドソースがかかってたからなんとかなったのかもしれないけど。アボカドのソース、おいしかったです。

 

***

 

11時半開店で11時40分くらいに着いたので、いろいろ余裕があるからか、スープが出てきたあとすぐに海老ワンタン麺が出てきた。スープは飲み終わってないし、汁そばは出てくるしで、私にどうしろと?

麺を先に食べたら、せっかくのスープ冷めちゃうでしょ。スープ先飲んだら、麺がのびちゃうでしょ。

これが、炒飯や焼きそばなら、スープを飲みながら主食を食べることもできるけど、スープにスープじゃ、ちょっと無理。

12時過ぎてお客さんが増えたあとは、スープから主食までは結構間が空いて、スープを飲み終わるころに主食がサーブされてたけど、私にもそれくらいのペースでサーブして欲しかった。

銀座だから妥当っちゃ妥当なお値段なのかもしれないけれど、しがないフリーランスの身としては結構豪勢なランチではある。

そこら辺は気持ちよく食事させてほしい、銀座の高級中華レストランであれば、たとえランチの一番安いセットでも。(安いランチセットにそういうサービスをするお店は、高いコースを頼んでもそういうことをすると私は思っている。)