真生流のおけいこ(19;最終回) | 理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

花をどういけたらよいか? 自由花のいけ方、そのポイントをお伝えしています。

・真生流のおけいこ(19;最終回)

 

斎藤です。

 

いまは桜が旬な季節です。

 

先生に 桜について

いっぱいお話を伺いました~

 

今回のお稽古のポイント


今回の花材は

金魚草、レースフラワー、木いちご。

 

足もとをひきしめる役目をはたす

根締めの葉が無いのです。。。

 

それをどうするかがポイントです。

 

先生より

 

「主枝には花ものを使って

 根締めは枝ものを使って」

 

とアドバイスをいただいて、、、

 

手直し前

(2024/03/15)

金魚草、レースフラワー、木いちご。


枝ものをならべて

足もとにかためてみました。

 

 

手直し後

 

どっさり手直しされました~

 

・手直しその1

 

投入では

右花(主を左に傾けたとき)は

花器の右側を空けます。

初歩的なミスです。

 

ひたすら基本花型を

やっているのに、、、

 

おはずかしい、、、

 

・手直しその2

 

レースフラワーは

霞がたなびくように短めに。

金魚草がくっきりとし

イキイキとしましたよ。

 

・手直しその3

 

根締めの枝を

左右に散らしてみると、、、

枝におもむきが現れました!

 

枝ものの良さって

「枝ぶり」なんですね~

 

枝をじっくりみると

 

枝の曲線といい、

幹のすがたといい

 

1本1本に味わいがあるんです。

 

 

私が忙しくなり、

真生流のお稽古は今回で最終回です。

 

真生流のお稽古をとおして

真生流の考え方はもちろんのこと、

 

草月流の特長もいっそうよくわかり、

 

何よりも、いけばな自体が

いっそう好きになりました。

 

先生

他の流派の者にもかかわらず、

 

熱心にそして丁寧に

教えていただき

ありがとうございました。

 

わたしもいけばなの良さを

もっと多くの方に

伝えていきます。

 

 

草月流の

いけばなの先生をしています。
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いつも温かく見守ってくださって
ありがとうございます。