・椿の一種活け
斎藤です。
2011年3月14日
お稽古に伺う予定でしたが、
震災のため中止になりました。
その後も、子守りが中心になり
なかなか伺う機会がありません。
次に伺ったのは1年後、
2012年3月になりました。
先生のお宅の椿を
つかってのお稽古です。
椿の枝の選びかたは、
・椿の木から、
枝を長めに切っておく。
・枝を表裏ひっくり返します。
枝を後ろからみたときに、
花や蕾のない枝を根元から落とす。
・枝を前に戻し、余計な葉を取り、
枝の線が見えるようにする。
活けるときの注意は、
・葉と花が正面を向くように活ける。
後ろを向いている葉があるとき、
枝をためて、前を向かせる。
・下を向いている枝は
重く見えるので
下側の葉を落とす。
・切り落とした枝のなかで、
葉と葉の間が詰まっている枝は
すき間を埋めるためにとっておく。
まず、わたしが活けました。
高島先生の手直し後です。
・曲線の繰り返しでリズムカルに
真の枝のカーブと
控の枝のカーブと
花器の口のカーブを合わせます。
・奥行きに遊び心を
主枝のうしろに一枝挿します。
主枝からあまり離れないように、
主枝に右→左にかけて、
顔をひょいと覗かせます。
・あしもとはふっくらと
葉と葉の間が詰まっている枝を
ここで使います。
足もとの、すき間の中央に
縦にたばねて、立てて挿します。
枝がまだまだたくさんあったので、
二作品目です。
先生の見本花です。
ユニークな作品にしあがりました。
副→真と活けた後に、
新たな発想をうみだすために、
花器を90度まわしたのです。
参考までに、
花器を回す前の角度から見ると、
こちらもユニークですが、
がんばって考えて活けた、
という感じがでてしまいます。
お稽古がおわり、
次回のお稽古日について、
高島先生もお忙しかったので、
「ひと段落したら電話するよ」
とおっしゃっていたのですが、
なかなか連絡もなく、
わたしも日々の生活におわれ、
あっというまに
6年が過ぎていきました。
その後、ブログのメッセージを通し、
ご親族の方からご連絡があり、
数年前に亡くなられたとのこと。
しまった、、、
一生の間にうけられる
お稽古の回数って限りがあります。
1回1回のお稽古って
貴重なんですよね。
先生が、お亡くなりになる
直前までお元気だったことが
せめてものすくいです。
殊にいけばなに関しては、ご縁に
めぐまれてきたような気がします。
会社に華道部があって、
花をはじめるきっかけとなった、
細川/坂本先生に巡り会えたご縁、
会社で出向するときに、
引っ越し先の家を探している中で、
高島先生に巡り会えたご縁、
震災で思うように
お稽古ができないなかで、
石川先生に巡り会えたご縁、
じぶんだけいただいては
ありがたく、申し訳ないので、
これからもブログなどを通じて、
先生方からいただいたことを
シェアしていきたいと思います。






