「アンジェリーナ」佐野元春
1980年(デビュー曲)
2018年4月1日(LIVE AT TOKYO DOME CITY HALL)
佐野元春のデビューシングル(1980)
同じ品番で2種類のジャケットが存在し初回版はレコード会社の方針変更により回収されたという説がある真偽は不明。因みに、初回版と新デザイン版のジャケット裏の歌詞部分印刷はレイアウトを含め全く同じ内容である。
佐野はデビュー当初の楽曲制作について「作りたかったのは、オーディエンスまで巻き込んでいく音楽。洗濯機に放り込まれたような音楽を作りたかったんだ。言葉とビートとメロディーが一体化した表現。これをどうにかしたいと思って作ったのが『アンジェリーナ』であり『ガラスのジェネレーション』だった」と語り、「フォークってとにかく退屈だった。歌謡曲はもっと退屈だったな。エキサイトしないんです。1分も聴けば、先が見えちゃう。悲しいとか、失恋したとか、日記みたいなものが嫌いでね。僕からいえば勝手にやってくれよと」とこれまでの日本の大衆音楽に対して批判していた。
ラジオ放送された『林美雄のパックインミュージック』のコーナー「ユア・ヒットしないパレード」でも紹介され、「アンジェリーナ」が1位を獲得した。佐野は、後に「僕も聴いていました。“ヒットしない”というのは複雑な気持ちでしたが、僕の曲がラジオから流れたてきたときは、嬉しかったですね」と語っている。
当時、新宿駅前のビルにあったライブハウス「新宿ルイード」で毎月のように佐野元春 with THE HEARTLANDは演奏して佐野の回想によると、そこは丸いテーブルと椅子が並ぶオールドスクールなライブハウスで、当時の観客は数十人しかいなかった。狭いステージを走り回っての佐野の熱唱は観客を立ち上がらせ、手拍子をさせ、一緒に歌わせた。興が乗ってくると佐野はテーブルの上に立ち、天井に頭をぶつけそうになりながら歌ったという。最後のヴァースでシャウトし、頭を大きく振るパフォーマンスが定番だった。
アーティスト:佐野元春
リリース:1980–03-21
作詞・作曲:佐野元春
シャンデリアの街で眠れずに
トランジスターラジオでブガルー
今晩ひとり 情熱だけほえて
ジェームス・ディーン気取りの
ティーン・エイジ・ブルース
ネオンライトに誘われて ささやく夜の小鳥たち
ブルル…エンジンうならせて夜の闇の中
消えてゆく
Oh アンジェリーナ 君はバレリーナ
ニューヨークから流れてきた 淋しげなエンジェル
今夜も愛を探して
今夜も愛を探して
今夜も愛を探して
サーキットシティ 駆けぬけて
星のささやきランデブー
車の窓から身をのりだし
街角の天使にグッドナイト・キッス
プロムナードにたむろしてる 望みを失くした
ポップコーン・ガール
今晩 誰かの車が来るまで
闇に くるまってるだけ
Oh アンジェリーナ 君はバレリーナ
ニューヨークから流れてきた 淋しげなエンジェル
今夜も愛を探して
今夜も愛を探して
今夜も愛を探して
車のエンジンを止めて シートに深く身をうずめ
曇ったガラスを 指でぬぐい
お前の夜に話しかければ
街の溜め息も 色あせて ひとりぼっち 雨の中
フッと迷ってしまいそうな時でも
二人でいれば 大丈夫だぜ
Oh アンジェリーナ 君はバレリーナ
ニューヨークから流れてきた 淋しげなエンジェル
今夜も愛を探して
今夜も愛を探して
今夜も愛を探して
