美味いもの日記 ２０１７年１０月２6日 浮舟＠東京

この日は経理の後輩君と。

「美味しいところ教えてくださいよ」と言うのでどこにしようかと思ったがまずはここ。

こちら浮舟はボクの中では不動のレギュラーなのだけど、ボク自身も意外にお久しぶり。

オフィスが移転して微妙にランチ圏が変わったのが面白い。

以前のオフィスと現在のオフィスは3分程度の距離にも関わらず60分の昼休みの中でとるランチへの影響が意外に大きく改めて外食産業、特にランチについては立地って重要だなとあらたためて思ったりする。

12時25分は当然の満席。

店内でＯＬさんの二人組が待っていたが、外まで行列がなかったのでむしろラッキー。

こちらが初めてという後輩くん。

「オススメはハンバーグ、幕の内、チキンライスのどれか」と言おうとしたのだが・・・

↑最近、このパターンをよく見る。

厨房のどなたかが休んでいるのかな。

しばらく待っていたら2階のお客さんがぞろぞろと降りてきてお会計。

2階に通されました。

こちらの2階は落ち着けて好きなんです。

この日は2階の担当は女将さん。

後輩くんはハンバーグにするという。

「ゴハン多めというとサービスだけど大盛りというとお金がかかるよ」と伝授する。

ボクが後輩に伝授できるのはこんなものしかない（笑）

「ハンバーグと幕の内」と言ったら女将さんが意味深な顔で「え？ハンバーグ2つ？」と言う。

これはいま忙しいからハンバーグ2つと言ってもらえたら助かるんだけどというサイン＾＾

そこは阿吽の呼吸で「うん、ハンバーグ2つ、ゴハン多め、ひとつ味噌玉をつけてください」

「あれれ？私のは味噌汁はつかないのですか？」という後輩くん。

「こちら味噌汁は別料金。そして、これは味噌玉と言って味噌汁に玉子をドボンと落としたもの」

ボクが大好きなこの味噌玉。

味噌汁の中の固まった玉子を食べるときにちょっとした贅沢を感じます。

そして、そのことを喜べることに、自身の庶民性を確認します。

ハンバーグは後輩君にも好評。

美味しい、美味しいと言ってくれるので良かった。

味覚だけは千差万別。

個人の感覚で、それぞれ絶対的なものなので、強制してどうなるものでもない。

だからボクは「美味しいお店を教えてくれ」と言われると美味しいという言葉は使わず「ボクが好きなお店」という言い方で紹介することが多い。

それゆえ、美味しいという言葉が返ってくるととても嬉しいのだ。

なんて言いつつ、一度だけボクの中でかなりスコアが高いお店にお連れした人に「大して美味くない」と言われてムッとしたことがある。

ボクの中では味の分からないヤツだと決めつけてしまったのだけど、むこうはむこうでそう思ったのかも（笑）

食事は味覚、お店に対する感覚が合う方とご一緒するのが一番ですね。

久しぶりに食べたこのハンバーグ。

ゴハン⇔ハンバーグがループする時間は幸せな時間。

そして、この白いスパサラが好き。

帰宅前にスーパーへ行き値引きになっている白いスパサラを買って帰り「今日はスパゲティって言ったのに、なんでそんなものを買ってくるの？」と奥さんに怒られたボクです。

なんでと言われると好きだからとしか言いようがないけど。

食後はしばし、仕事のお話し。

経理部門の即戦力として頑張ってくれている後輩君。

門外漢の話だけにウンウンとしかいう言葉がないのが申し訳ない。

前職時代、ボクは経理部から見たら問題社員だったと思う。

「今月の売上予定は？」と聞かれて「ザックリと〇〇〇〇千万くらいとちゃうかなぁ」と答え、「そのザックリとか、ちゃうかなぁとか止めてください」と大笑いされたのが懐かしい。

つくづく、人には向き不向き、得手不得手があるものだとあらためて思い、自分のできる貢献をせねばと思うのだ。

自分のできる貢献　・・・　

東京、有楽町、新橋、築地あたりの美味しいお店を講演してまわるような仕事ってないかしら（笑）