寒ければ寒いほどラーメンは美味しいという変な思い込みがボクの足取りを軽くさせる。
頭のいい若い人が聞いたら、土砂降りの中、ルンルンと歩く大人にだけはなりたくないと思うだろう。
先日、数年ぶりに訪れていろんな懐かしさが蘇りました。
そして、思いだしたのがこちらのこぼんしゃん。
昔、よく食べました。
字が小さいので転記します。
こぼんしゃんは「自家製マー油(にんにくの焦がし油)」と「じっくり煮だしたマイルドトンコツスープ」の一体感を楽しんでください。材料はとんこつ、とりがらです。「熊本ラーメン」がルーツ。
この日は替え玉する気満々だったのでゴハンは自粛。
麺をあと3口というタイミングで替え玉コールをしようという綿密なタイムスケジュールまで立てる。
ボクは適当な人に見えるようですが、こういう計画は時々精緻だったりします。
え?仕事でその精緻なことをやれって?(笑)
マー油の香りが香ってきて懐かしい。
昔、よく食べました、これ!
スープを一口。
うんうん、こういう感じだった。
先日、久しぶりに食べた九州じゃんがらは以前よりマイルドに感じたのだけど、こぼんしゃんは舌の記憶に近いかな。
スープを啜ると口内に広がる焦がしニンニクの風味。
ボクはマー油が好きなのだと確信。
熊本が発祥の香味だと認識しているのだが、熊本県民は幼少のころからこんな美味いものを食べているのかと思うと羨ましくもなる。
でも、誰がいつこんなものを考えたのでしょうね・・・
気になりだすと調べずにはいられない性格です。
インターネット上の情報なのでどこまで正確かはわかりませんが、どうやら桂花で開発された手法のようでもあります。マー油の”マー”が気になっていたのですが、魔法の油の意味があったようです。
食文化の歴史は調べだすと面白くて止まりませんね。
そんなお仕事ないかしら(笑)
口内に広がる焦げた油の風味がたまらない。
久しぶりも合わさり、心までえ燃え上ってしまいました(笑)
そして、替え玉。
若いころは替え玉用のトッピングの素材をこれでもかとアホみたいに入れたものです(恥)
でも、辛子高菜を入れながら「これはマー油の甘さと喧嘩するかもしれない」と思い慎重にこのくらい。
結果的には自画自賛しそうなくらいの適量でした。
そして、あと三口くらいのところで最後に紅しょうがを入れて口内をすっきりさせてフィニッシュ!
昔の恋人に再会して燃え上ったと言いながら、次回はこのむぎちゃんなる味噌ラーメンを狙っている♡ボクは悪い男です。