この日は忙しい日でした。
翌日から会社が夏休みとなるので、休み前に仕事をやっつけねばということ以上に、夜はスペシャルに素敵な女性との約束があったので絶対に残業したくない、というここだけの話もある。
お昼は軽く済ませよう・・・
食べたらすぐに社に戻ろう・・・
・・・でも、美味しいものは譲れないのである。
夜に向けてお腹に隙間を残しておきたい。
ちゃちゃっと食べたい。
でも、美味しいものを^ ^
一瞬の熟慮・・・
「おろし蕎麦、大盛りでお願します」
この日は入口すぐの大きなテーブルにいろんな方と御相席。
横の席は専務取締役みたいな風情の大先輩。
大先輩は静かにもり蕎麦を食べていらっしゃったのだが、スマホにメールの着信があった。
メール画面を読んだら「チェ」っと舌打ち ・・・ 怖(笑)
目の前にはご年配のご婦人は華美ではないが清潔感のある装い。
日本橋にお買い物にでもこられえたのでしょうか。
斜め前は有閑マダムという言葉を使いたくなる年配のご婦人。
ふくよかなご年配の口紅の色が濃いと有閑マダムに見えるのかなと。
でも、最近は有閑マダムっていう言葉はあまり使わないような気もします。
昭和の幻影かな(笑)
おろし蕎麦。
一般的にはおろし蕎麦というと丼に冷たい汁で、大根おろしが鎮座しているというパターンが一番多いように思います。
こちらはセパレートタイプ。
最初に汁につけず蕎麦だけ。
そして、この蕎麦が ・・・ 美味い。
老舗の名店に失礼な物言いになるが、あらためて蕎麦そのものが美味しいのだということを再確認。
あらためて「さすが」と思いました。
蕎麦好きの方がまずはもりを頼むのがわかります。
次回はボクももりでいただいてみます。
最初に汁をつけず、そして、次は汁を入れて。
おろしをたっぷり絡めたり、海苔を加えたり、鰹節を加えたり・・・
いろんな味わいが楽しめるのも嬉しい。
最後にほんの少しだけレモンを絞って加えてみる。
若い時だと、極限までレモンを絞って、全部入れちゃうようなことをしたが、もう大人になりました(笑)
さあ、会社に帰ろう!
夜にはお楽しみ♡がある。
いつになくモチベーションに燃え盛るこの日。
だって翌日から夏休みだったから(笑)