この日は満を持して後輩くんをこのお店に。
少し前に「何を食べる?」という会話の中で「うどんは?」と聞いたのだが「うどんよりは・・・」みたいに言われたのでこの日は「うどんを食べよう」とボクが主導、先導。
ボクの勘では彼はこのお店をかなりの確率で気に入るはず。
「腹減ってます」ともいうので麺増券をプレゼント。
いい先輩でしょと言いたいところだが、他に後輩にできることはないので(苦笑)
この日は11時30分に会社を出たので35分着。
もう、この時間でも並びありです。
三番手あたりの好位につけ(←競馬っぽい言い方、笑)渡されたメニューを眺めるがボクからは「肉うどんとミニ牛めしでいいと思うよ」とオススメ。
ボクは肉うどんに温泉たまごをつけて。
後輩くんは肉うどんの大に玉子をつけて。
ボクは牛めしおにぎり。
後輩くんはミニ牛めし。
ほわっとした湯気を吸い込む。
肉と出汁の香りが混じり合い、舌の記憶が蘇る。
なんだろう?この気分。
若いころ、試合場で相手と向かい合った時に感じた「よーし」という気分に近いかな。
(ボクは若いころ、空手の選手でした。そして、いま向い合っているのはうどんです、笑)
一口食べた後輩くんが「ts0811さん」という。
横目でボクを睨みながら、なんだかマジな目をしている。
続けて「これ、美味いじゃないですか」だって(笑)
後輩くんの大盛りはかなりのボリューム。
けっこうな勢いで食べるのだが、麺が減らないのが横で見ていておかしい。
麺の量も減らないが、彼の勢いも止まらない(笑)
そして、減らない麺が減りだした!
彼が「ふー」と一息ついたので「お!苦しくなったのかな?」と思ったが、月見の玉子を溶いて、黄色くなった汁に顔を沈め同じ勢いで食べ続けている。
わが社の未来は安泰なようだ。
ダイエットを意識するボクは牛めしではなくおにぎりに。
次回は鶏飯のおにぎりにしよう。
そして、後輩くん、感動的な美味さだったらしい。
(すぐに後日、1人で行ってきたみたいだし)
「いやぁ、いいお店教えていただきました。ありがとうございます」と言われたのだが・・・
仕事でこう言われるように頑張らなくちゃ(笑)