この日は後輩君と。
「今日はお任せで」というので美味しいところに案内しなきゃ。
ちょいと歩いてこちらまで。
ボクの好きな洋食屋さんです。
初めて入ったのは20年近く前だったかな。
初めてサラリーマンをした会社にいたころだった。
会社に戻り「美味いお店を飛び込みで見つけた」と威張っていたら「キミが生まれたころからあるお店だよ」と教えられた。
こちらのお店は昭和38年からあるそうです。
ちなみにボクは昭和41年生まれです。
後輩くんが中腰になり腕組みをして真剣な表情になるのがなんだか可笑しい。
「イカフライかx・・・ベーコンはつけたいなぁ」とか言いながら。
後輩くんが「何が美味いのですか?」と聞く。
こちらで食べたものは全部美味しかったので返答に困る。
「ボクはオムライスにするよ」と。
大きなマスクをしたまま眉間に皺を寄せている後輩君(笑)
彼は熟慮の末、Aを選択していました。
オムライスの美しいフォルム(大盛りです)
初めてこちらでオムライスを見た時に「美しいお嬢さんのようだ」と思ったのが懐かしい。
大盛りにすると「ちょっとだけ豊満な貴婦人」かな。
中年男丸出しのたとえですね(笑)
横にちょこんと添えられった胡瓜が丁寧に切られているのは変わらない。
こういうのは長年のお店の姿勢ですね。
写真を撮っていたらホールのお姉様から声をかけられた。
こちらのお店のホールの女性はベテラン揃い。
もしかして、ボクが初めてきたころからの人もいるのかしら^^
「みんな写真を撮るんだけど、写真はインターネットにあげるの?」とニコニコと
「うん、こんな感じにね」とボクのインスタグラムを見せてあげたり。
そして、スプーンを入れる瞬間のときめき♡♡♡!!
具はあれこれ入っているタイプではないけど、この満足感はなんだろう?
いい感じの玉子の半熟感、全体の一体感。
こういう職人技を感じるのは食の幸せの一つです。
食べ終えた後輩君曰く「オレ、イカフライなんて普段は頼まないんですよ。でも、ここのは美味かった」
古いショーケースが綺麗に保たれているのは良店の証。
次回は何を食べようか?
いまからワクワクするのだ^^