この日は同じ島で働く2人のお嬢さまと一緒に。
わが社の女性社員たち、いつもコンビニでお弁当を買ってきてはリフフレッシュスペースで食べることがほとんどなのだが、この日は外食するというので「じゃあ、一緒に」と。
少し前に近辺の飲食店の話をした際にこちらの天丼(品名は金ぷら重)の話をしたことがあったのだけっど、その話を覚えてくれていたようで、この日は「そこに行って、天丼を食べます」と妙に決意が固い(笑)
道中、ボクはいつもの話をする。
「嶋村は創業が嘉永三年。嘉永三年っていつだかわかるか?」
「えええ?」
「ペリーが黒船にのってやってきたころさ」
「このお店の二代目、三代目が配達中にある事件に出くわした。なんだと思う?」
「え??なんですか?」
「桜田門外の変だよ」
「ええええー、すごいというかビックリですね、それは」
もう、お店からガイド料をもらわねば(笑)
お店に近づいたあたりで日替りの看板が仕舞われた。
日替りは終わったようなのでレギュラーメニューをジッと見る。
外のメニューには金ぷら重と記されているのだけど、お店のメニューには金ぷら丼と書かれている。
相変わらずこんなことに妙にこだわる自分が嫌だ(笑)
こういう感じのことが気になってしまうのは、ボクが以前は広告会社、いまは企業の広報職にあるので職業病みたいなものです。
個人としてのボクは職業人としてのボクに「お前、もっと大らかでいいんだよ」というのだ。
ボクは若鳥ひとくち揚げ
先に供されるソース。
お聞きしたところ市販のソースにこのお店なりの手を加えているそうだ。
お嬢さんたちと緩く仕事の話などをしながら待つ。
ふと彼女たちの年を思うとボクのちょうど半分であることに気がついた。
ボクは子供がいないのだけど、完全に娘世代^^
先にボクのがきたので「先に食べるね」と声をかける。
メニューにはヘビー級のチキンカツと書かれている。
20代のころならこの定食を3セット食べた自信があるが(←こういうことを威張らない大人に早くなりたい、笑)いまのボクにはちょうどお腹いっぱいのボリュームになりつつある。
お嬢さまたちの金ぷら重がきた。
海老が丼からはみ出していて「うわ!」とか言ってる。
そして、この2人いろいろ対照的で面白い。
写真の左側はスラリとした美人さんで仕事はテキパキやます。
スラリとしているけど、食べるのが大好きみたい。
時々、おやつをあげると最初に食べるし、全部食べちゃうし(笑)
そして、やはり、先に天丼を口にしたのも彼女
「お腹空いた」と言いながら海老をガブ!
そして「熱い!」と一言。
「中まで熱々だから気をつけたほうがいいよ。でも、、美味しい」
右側は小さくて可愛らしい。
おっとりした癒し系。
ボクがカリカリ仕事をしている時にずっこけそうになるくらいゆったりなテンポで話しかけてきたりする。
そうすると「まあまあ、ゆっくり行こうか」とリセットされてしまう女の子。
会社でのボクの楽しみの一つはこの子をいじることである(笑)
海老を口にしてワンテンポ置いて、「あ、熱い!」と驚いている。
早速、左のお嬢さんに「だから、私が熱いって言ったじゃないの」と突っ込まれたり(笑)
次回は夜に美味しいものを食べに連れて行かねば^^