この日は霞ケ浦のお役所にアポイントがあり、久しぶりに虎の門まで。
ふむふむ、しめしめ^ ^
スペシャルガールフレンドに張り切って「13時30分くらいはどうだ?」とLINE。
そしたら ・・・ 返信がないどころか既読にもならない(-_-;)
いかん、いかん、もともとモテないのに、ますますモテなくなりつつあるのか(苦笑)
いいんだ、いいんだ、と拗ねながらこちらへ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170124/22/ts-whiteliar/5b/a1/j/o2690276813853038462.jpg?caw=800)
虎の門、大坂屋 砂場。
創業は明治5年!
建物からしてこれぞ老舗という静かな貫録。
その昔、贔屓にしたのが勝海舟、高橋泥舟、山岡鉄舟と思うと、歴史が好きなボク的には萌え×萌え!
そして、この素敵な木造建築は大正12年の築だそうです。
懐かしい思い出。
初めて勤めた会社が新橋駅前から虎の門に引っ越したのが約20年前。
引越初日、美味しい蕎麦屋があるらしいと聞いて同僚達と連れだって行ったのがこのお店。
ボクはおろしそばの大盛りを食べたことを覚えている。
一口目を食べて”わ!美味しい!!さすが!”と思い、少し背筋が伸びたような気分に。
でも、当時は間違いなくいまの2倍の量を食べていたこともあり、肌感覚だけでいうと二口半で食べ終えてしまったような感じだった。
間違いなく美味しい!でも、ますます腹が減る(・・;)
東京の老舗・微量系蕎麦屋の洗礼だったのかも(笑)
30代のころはその印象が強く、遠ざかっていたのだけど、40を過ぎてから時々お邪魔するようになりました。
人生の大先輩をご案内した際に案内すると「お!」と目を細められたことなどもあり、自分自身もお店の良さが分かったきたのかな。
同じお店の思い出を時系列で追うと自身の変化と重なりなんだか楽しいものです。
そしてボクはおかめそば。
若いころは選択肢になかったおかめそば。
近年は常に選択肢にあります。
味覚、嗜好の変化はなんとも楽しい。
そして、この老舗のおかめがこれ。
ボクには関東のお蕎麦にしては汁が薄めに見えるのですが、出汁がしっかり効いた、キレのいい甘さ。
汁を飲むと、ほんの少し、身体の芯からジンワリくる感じもいまの季節ならでは。
玉子が微妙に甘いのがこの汁になんだか合う。
お店の方の過不足ない接客も老舗ならでは。
やっぱりこのお店はいい。