先日から駅前に「海上自衛隊東京音楽隊コンサート」(無料)という看板が掲げられており艦船ファンと音楽好きの小生として見逃すわけにはいきません。地元会場での気軽さに加え無料という言葉にも惹かれて行ってみました。
開催の主旨は川口市と鳩ヶ谷市(埼玉県)が、昨年合併したことを祝ってのコンサートとのこと。いまいち海上自衛隊との結びつきがよくわかりませんでしたが、そんなことはどうでも良いのです。とにかく、40名ものBIGバンドが官費で来てくれたのですから、有り難いことです。
<ロビーにいた自衛官ユルキャラ>
先着順で少し早めに行ったこともあり、幸運にも前列から6列目というナイスシートを確保出来ました。
マーチングバンドなので、行進曲主体で、数曲はクラシックで有ろうと予測して望んだのでしたが、これがとんだ大間違い。第一部の数曲はクラシックでしたが後半に入ってからはJAZZ一辺倒に。
リズム隊はドラムス、パーカッション2名、エレクトリックベースの本格編成に早変わり。さらに、山木幸三郎というギタリスト(アレンジャー)をゲストに迎えて「JAZZの変遷をたどる」と題しての一大JAZZコンサートに。
<サックス5管によるアドリブ>
カウントベーシー、ビルエバンス、チックコリア等々の名曲を40人編成のBIGバンドで演奏するのですからこれはもう大迫力。しばし魅了されました。
そして、アンコールの二曲目(最終曲)はガラリと雰囲気が変わりオーソドックスな「軍艦マーチ」。そういえば海上自衛隊だったんだ・・・と改めて認識する始末。