【生死(いきたひ)上映に向けて】 | あなたが幸せで在りますように

あなたが幸せで在りますように

人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

私には天国に息子がいます。亡くなって18年。
7月27日が誕生日でしたので、生きていれば20歳。
2歳8ヶ月で天国へ帰って行った息子。
重度心身障害児で正常な発達は見込めない
寝たきり、医療ケア必要、完全介護、介助。
生れた時から3歳までと余命宣告された子。

現在の私が、命を大切にする、個性を大切にする
自分を大切にする、人も大切する、
そして何よりも、助け愛、認め愛える社会を作り
だれも争わない社会、世界を作りたいと思うようになった
きっかけを作った子。
短くも太い生き方で私に色々なことを教えてくれた子。

人の死はとても、とても、大きな学びを与えてくれます。
特に愛する人、子供を亡くすという事は

自分の身を切られるほどの苦しみと絶望を覚え、

「なら苦の底」に突き落とされ
自分もどうじに死んだ感覚になります。
私は様々な苦難を経験してきましたが、
これ程の苦しみと絶望を感じたのは初めてでした。
また起き上がれるか、、、、本気で死のうと思いました。
でも、生きなければ、この子の死を無駄にはできない。
もう一度、生きる道を見つけなくては。
そう思い、生き続けてきました。
一時は自分の人生を生きることを忘れ
亡くなった息子の為
息子に恥ずかしくないように
とその一心だけで生きていました。
そのせいで、今の息子には少しだけ
かわいそうな思いもさせたかもしれません。
それが自分の人生をいきなくては、、、、

と思ったきっかけは、長くなるので、今はおいておきます。

息子が亡くなってから
死生観についての考えも大分変りました。
昔は、死ぬことも自由と思っていたので

、自殺はOKと思っていました。
でも、今は、この命をしっかりと使命を果たし

使い切るまでは行き続けることを意識し出来るようになったので、
死なないほうがいいと思っています。

少しさきですが、12月10日(土)たまごホールで
長谷川 ひろ子監督をお招きし
「生死(いきたひ)」の上映会を仲間
とすることになりました。


監督にはピアノが奏でる音色とともに、
臨終体験のワークもしていただきます。

このワークや映画を通してきっと、
ご自分が何を大切にしているのか
どう生きたいのか
命とは何なのか
看取ることの意味
様々なことをかんじるはず。

人は命と向き合って命の有難さを知ります。
この心臓がいつも動いていること
家族と毎日いられることが
どれだけスンゴイことなのか、
命を感じなければ分からないこと。
是非、12月10日は空けておいてください。
予約も始まっています。
イベント詳細は→こちら

 

さて、余談ですが、私、息子と生きた日々

そこから教えてもらったことを昨年本に、まとめてあります。

kindleです。発売当初は3部門1位を獲得。好評をいただきました。

 

先日読み返してみたのですが、

いいこと言っているな~~

~~( ´艸`)と自分でまた思ってしまいました(笑)

障がいを持った子のお母さんへとタイトルはありますが、

どう生きるかをすべての人に訴えている内容だと自分では思っています。

よかったらご一読いただけると

有難いし、嬉しいです。

 

そして、講演もさせていただければと思います

(ちゃっかりお願いも(;'∀')しちゃった(;^_^A)

では、今日も皆さん、健やかにお過ごしくださいね。