こんにちは。心理カウンセラーの佐織です。
今日は妬み、嫉み、ひがみについてです。
さて、これらの言葉の意味を改めて考えてみましょうか。
まず、「妬み.嫉み」ね。調べてみました。
意味は、人を羨ましく思い、その分憎らしいと思う感情。嫉妬と同じ。妬みも嫉みもいずれも羨望と憎しみの入り混じった感情を表す。
妬みは羨ましく、悔しい、腹立たしいといった意味合いが若干強い。
嫉みは羨ましくて憎い、呪わしいといった意味合いが若干強い
次に「ひがみ」ね。
ひねくれた考えや気持ち。ひねくれた心で物事を曲げてうけとること。
とありました。なんだか、どろどろした真っ黒なヘドロみたいな感情がついて回りますね。恐ろしい。
でも、いますよね。こういう人。
自分と他を比べて、相手の事をいいな~と思っているのに、そう思っている自分を許せなくて、みじめな気持になることが嫌で
その羨ましい相手を非難する人。または、相手の方が自分よりも優れていると思った時に、またそれも認めることが悔しくて、その腹いせに相手を責めたり悪口を言ったりする人。すぐに相手を非難する。そういう人いますよね。自分の受け取り方が問題なのに、相手が悪い、相手のせいだ。と言っている人ね。
この人達、私は正直可哀そうだな~と思うのです。
何故って、いつも人と自分を比べているからです!自分の人生なのに、常に人と比べて他人軸で生きている。
自分の人生を生きていない。人と比べることに何の得があると思っているのかしら?
人と比べることが悪いことではないよ。そうすることで、奮起できることもあるもの。
けどね、比べた結果、妬みや嫉みになって、相手を非難することは良くない。
非難の言葉を相手にぶつける人がいるけれど、とても醜いことです。
そのどす黒い心がなくならない限り、人生は開けない。いつまでも、誰かと比べる人生を送っている人には
明るい未来なんて来ないと私は思います。
それはね、何度も言うけれど、自分の今をしっかりと見れていなくて、自分の人生を生きていないから。
大学入試でも、自分の実力をまず知っていなければ、受験する先だって決まらないでしょ。
今の自分の実力を認められずに、無謀なところを受験して落ちるってこともあるわけじゃない。
それと同じことだと思うの。
もしとても悲惨な状況にいたとしても、それを受け容れること。
誰かと比べてしまった時に、妬みや嫉みの気持ちが湧いてきたら、その気持ちを相手にぶつけるのではなく
ああ、自分はこの人のようになりたいのだな。自分はこの人を羨ましと思っているのだな。いいいな~と思っているのね。
と認めること。それを認めた上で努力すること。
同じようになれるよう、頑張るのです。
あなたが羨ましと思っているその人にだってね、必ず大変なことはあったんだよ。
けど、その人はね、誰かを恨んだり、ねたんだり、ひがんだりせずに、
自分の努力で自分が納得できる状況を作り上げはず。キラキラして見える人ほど案外苦労していることが多いの。
でも、その苦労している部分は見せない。キラキラしている人達は、自分で自分の人生を変えていけると知っているから、
人を羨ましいと思っても、ねたんだりはしません。
もしね、今が苦しいことだらけの人がいたらね、希望をもって、その状況から抜け出す努力をしてみてください。
努力してもだめんだよ!!と言う人は、やり方が違うのかもしれません。
思い込みが外れていないのかもしれません。
違う考え方、違う方法を試すことで違う道が見えてくることもあります。
だから、希望をもってください。
妬み、嫉み、ひがみの感情からは、何も生まれませんよ。